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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 闇と獣と凡人と ( No.262 )
- 日時: 2010/10/24 07:27
- 名前: Nekopanchi (ID: 0T24nVPU)
闇と獣と凡人と 第二章
俺が犬神に視線を送ると、犬神は言いにくそうに言葉を濁した。
「あー……誠にすまないんだが……俺達が同行する事はできんのだ」
犬神がそう言った途端、その場に沈黙が流れた。
は……? え、何? 俺の聞き間違いかな。今、『同行する事はできない』って聞こえたんだけど。
……お、俺の聞き間違いだよね。うん。きっとそうだ。
「え、ええと……い、今なんて言った?」
すると犬神は申し訳なさそうな表情で頬を人指し指でかくと、先程言ったのと同じ台詞を繰り返す。
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