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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 空想楽園依存症 ( No.2 )
- 日時: 2010/06/25 22:34
- 名前: 彗彩花 ◆vnMt3fk8bc (ID: nSk9Dupy)
- 参照: ( ゜∀゜)o彡゜えーりん!えーりん!
Ⅱ
「あ、散乃!おはよう。」
「おはようございます、お・・・お母さん。」
「それでよし。」
鈴さんは、私がお母さんと呼ばないと怒る。
私は<お母さん>なんて馴れ慣れしくすると鈴さんが嫌な気持ちになってしまうと思っていたが、逆に、鈴さんはお母さんと呼んでもらいたいそうだ。
「おかーさん!おねーちゃん!早く食べようよぉ!」
「はいはい。じゃあ頂きましょうか。」
「そうですね。頂きます。」
「いっただっきまーーーすっ!」
今日のメニューは、ミルクティーとレーズンパン、タコさんウィンナーに野菜などと、とても豪華だった。
もきゅもきゅとタコさんウィンナーを食べながら話す笹葉、それを叱る鈴さん。そしてそれを見ながら笑う私。
それはとても楽しい時間。
失いたくない時間。
でもこの時、私は思ってもいなかった。
運命の歯車が回りだしたと言う事をーーーー。
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