プロローグ私は、知ってしまった。私は存在してはいけないものだと。私は他人を苦しめる存在だと。私は、普通の女の子じゃないの?普通に生きちゃいけないの?なんで?なんで?——あぁ、血に濡れる世界が見える・・・それが、私がいるべき世界・・・なんだね。