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Re: abnomal children(異常な子供たち) ( No.17 )
日時: 2010/08/11 02:29
名前: スサノオ (ID: EdkNSjYc)


それは本当に突然だった。
それは放課後、先生に出された宿題を素直にやる訳もなく友達と遊び歩きやっと帰ってきて帰ってきた時だった。
怜は何をするでもなくベッドの上でゴロゴロとのた打ち回っていた所だった。
ベッドに入って何となく優の事を思っていた。
と、その時天井から光が溢れて…中から現れたのは…優!?
そのちっこいカラダはもちろん重力に逆らえるわけもなく、怜の上へドサリと落ちた。
「うげっ!?」
なんで!?なんで優が屋根から落ちてくるの?
「い、痛い…。受け止めなさいよ!!」
凄い剣幕で怒鳴られ怜はうろたえるが、怜にだって訳が分からないし、怒鳴られる筋合いもない。
「なんだってお前は俺んちの屋根から出てきた訳?誰かにテレポートで送ってもらったの?てゆーか知り合いにテレポーターなんていたっけか?」
「なんかね、とりあえず要約すると昨日の天使さんと渚と一緒に牢獄に入れられたの。」
「ええ!?まって。どんな状況!?それはもう要約ってレベルじゃなくて話の重要な部分を色々とぶっ飛ばしてるよな?」
「とりあえず牢獄で看守に抗議してたわけよ。」
どんな状況かよく分からないがなんであの天使までつかまってんだ?
などと、あの天使のことを考えていたら…。
再度あの光が溢れた…。次にそこから落下してきた者は…?あの天使だった。