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行間

……夢……。

…夢を見ていた…。

太古から受け継がれた久遠の記憶…。

大戦の傷跡を受け継ぐ記憶…。

決して交わる事の無い白と黒の記憶…。

それぞれが最善を尽くした結果。

それすらも独善。

天使すらも独善と言う名の過ちを犯す。

神の使いが過ちを犯すなら主である神はどうなのか？

本当に付け入る隙は無いのか。

巧妙の光があると思ったから俺は此処に来たんだろ？



それじゃ俺って誰だ……？

どこから来て何を成すのか……？

分らないわからないワカラナイ……。

ああ…。意識が混濁して行く……。

呑まれる…




俺の意識は混沌の記憶に堕ちて行った……。