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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: abnormal children オリキャラ募集中です>< ( No.67 )
- 日時: 2010/11/01 04:35
- 名前: スサノオ (ID: 4yRqeNGS)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
「魔力値の一定ライン突破を確認」
そう小さく呟くと紫は大きく手を前に突き出した。
すると手の周りの空間がたわみだし紫は手を勢い良く引っ込めた。
そこから取り出された物、それは……。
半透明の剣。
剣を手にした紫は通常の人間では認識出来ないほどの素早さで怜に接近すると大きく剣を振るった。
怜はそれを避ける。
その時紫がニヤリと笑った。
怜は背中に悪寒を感じ、2ステップで距離を取る。
するとズゥンという音と共に黒い物質が落ちてきて床にめり込んだ。
その黒い物質は数秒すると空間に溶けるように消えていった。
「ちっ!!」
怜は舌打ちするとこのままでは接近戦は不利だと悟ったのか波動攻撃を止め、掌から波動を永続的に噴出させる事でそれを剣のように扱う。
いくら攻撃を防がれてしまうとは言え直接、体に当ててしまえば自然と体は消滅する。そう考えた怜は掌の剣の出力を上げ間合いを詰める。
「なかなか応用性はありそーだし、適合性もある。んじゃさっさと次の段階へ行っちゃおうか」
そう告げる紫の顔は…笑っていた…。
極限の殺し合いを愉しむように……。
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