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第六話　『仲間割れ』


坂本「お前、今は武器使えないんだろ？、只の殴り合いじゃ俺には勝てないだろ？」
坂本は不吉な笑みを交わし蹴りかかってきた。


——ボギィ!!

坂本の蹴りを正面から受け止めた左腕は鈍い音と共に骨が砕けた…。
大助「!!!!???」
大助は咄嗟にホーリーストーンを向け武器化したが、さっき正確に武器化したのとは全く違い使えそうになかったが、それを大きく振りある技を使った。

暗黒の狩鎌（ダークサイズ）

黒く染まった鎌は刃を伸ばし、疾風の如く斬り飛ばした。

大助「！？」
平然とした顔の坂本の身体は鎌が貫通しているはずなのに血も出ていない。

坂本「残念さったなぁ、俺はヘルスキル、ペニトレイジョン（無貫通）の能力者なんだよ」

大助「お前…パンドラ…か！？」

坂本「本当にお前は馬鹿だな！俺はパンドラじゃねぇよ」

大助には言っている意味が分からなかった。
???「やめたほうがいいぞ、坂本」
坂本の後ろから現れたのは白髪（はくはつ）で少し逆立った髪で表情はよくは見えなかった。
坂本「ゼル…邪魔すんのか？」

どうやら坂本の知り合い？らしくタメ口で話していた。


???「いや、そうじゃいんだよ…どちらでも俺はいいが…」
坂本「お前が言うならやめておくか…」
大助「お前…パンドラじゃないのか！？」
坂本「さあな」
坂本はそう言うと闇に消えてしまった。

大助「月光に聞いてみるか」

ＴＯ ＢｅＣｏｎｔｉｅｄ…