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「ごめんごめん」

手を顔の前で合わせて謝るむむ。
時計を見ると五時半。
集合時間は五時だった。
むむは「宿題終わらなくてさ〜」とへらへら笑っている。
その手には銃のようなものを持って。

「もうっ!遅いよ!」

怒ったみぃは手に持っていたナイフをむむの腹に刺した。
そこからは紅い血が垂れてくる、が。
むむは平然な顔で必死に謝っている。

「だからさぁ、赦してくれって!宿題がさ〜」

むむは腹に刺されたナイフなど物ともせず謝り続けている。
りりはその横で釘バットを構えている。
そして後方ではゆぅが呆れてこう言った。

「馬鹿だからそんな目にあうんだよ」

冷徹にそんなことを言うとむむは笑ってゆぅに言った。

「ひっでぇなぁ〜」

そういったむむは腹に刺さっているナイフを抜いた。
そしてみぃに返す。
みぃは受け取るとよし、という風に意気込みをしてみんなに言った。

「そっれじゃあ行くよぉ〜〜〜!!!!!!」

片手を腕に挙げてにかっと笑いながら言った。
公園の中央で、そう。



「この櫻乃町で誰が一番＿＿＿＿＿＿殺せるかな?」


みぃは公園の中央———・・・

死体の上で、そう告げた。