PR
ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: ≠Back students≠犯罪抹消 ( No.5 )
- 日時: 2010/07/27 11:18
- 名前: 遊太 (ID: KF4wky37)
≠01【生徒会執行部へようこそ】≠
「ここが生徒会か・・・」
法皇高校に入学して3日が経ち、九宮翔太は部活に入ることを決めた。
しかし、運動も苦手だし文化系の部活もあまり興味がない。
そこで、生徒会執行部という違う雰囲気を漂わせる部活に入部することにした。
そして、今日はその入部届けを渡しに来たのだ。
「よし!!第1印象が大事だからな!!」
翔太は自分に言い聞かせ、勇気を振り絞ってドアを開けた。
「失礼します!!1ー2組の九宮翔太です!!」
「ん・・・・?入部者?」
「はい!!」
部屋の中央に5つのデスク。そして、部屋の奥には会長専用のデスクが置かれている。
壁際には無数の書類棚が並び、仕事の多さや大変さを表しているようだった。
「俺は3学年管理官の三谷光太郎。入部届けなら、俺が預かっとくよ。」
「え・・?あ、ありがとうございます。」
翔太は坊主姿で野球が似あう三谷に、入部届けを丁寧に渡す。
生徒会室には三谷以外の人はいない。
「あの・・・ほかの方々は?」
「みんな校内を徘徊している。環境をより良くするためにね。」
三谷は自身のデスクに座ると、翔太の入部届けを引き出しにしまう。
「今日は帰って、また放課後に来い。その時には、会長やほかの役員もいるから。」
「わ、分かりました。」
翔太は一礼すると、そのまま生徒会室から出て行った。
そして、始まるのだった。
翔太の最低最悪な学校生活が_________
PR