ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: school life ( No.11 )
日時: 2010/07/28 18:41
名前: 優友 (ID: gM9EmB37)

*。+第一話+。* 転校生
「今日は君たちに言わなければならないことがある。」
僕たち2年B組の担任の先生が朝のホームルームにこの一言で始めさせられた。

「実は今日転校生が来る」
「えー!」
とクラスのみんなはざわめいた。

ん?この時期に転校生?おかしいな......。
今の季節は春。入学式が終わってから、まだ2週間。まず転校生が来るはずがない。
よほどの事情が合ったんだろうか?

「静かに」

転校生が来ることに関してざわめいていたクラスの全員に対して言った。
先生の注意を受けた途端、うるさかったクラスは静かになった。
さすが進学校に受かったこともある、切り換えが早い。

「まあ、とりあえずだ。紹介をしておこう。さあ入りなさい」

先生は転校生を招き入れた。
ドアが開く.....。
転校生がクラスに顔を出した。
その途端、教室がシーンとなった。

どうなってんだ、と思う方もいるので説明しよう。
なぜかというとその転校生は恐ろしく美少女だったからだ.....。
特徴は長く伸ばした茶色の髪。
長い眉毛、きれいな睫毛。
大きな目。かわいい鼻。
赤くて思わずチューしたくなる唇。
きれいな白い肌。
ど、ど、どんだけー!!
本当に地球に住む生物かというほど美貌さについつい見とれてしまった。
転校生がチョークを持って黒板に名前を書いた。

「朝倉ナナです!!ナナは漢字の七ではありませんよー!。どうかよろしくお願いします!!」

ナナは元気よくあいさつをした。
他の男は
「ういーす!」「よろしくね。ナナちゃん」
ニヤニヤしながら、あいさつした。
ボクはしなかったけど。
「じゃー。ナナ。一番後ろに座っているアキラの前の席に座ってくれ。」
担任の先生がそういった。
それと同時にクラスの人達の僕への視線がキツクなる。
俺たちの嫁に手を出すなと言う目で。

...........ボクカエリタイ。オウチ二カエリタイ。

ナナは自分の席について僕の方をむいて.....

「よろしくね。アキラさん。」
とあいさつした。笑顔で。
ナナの言葉で僕の暗い気持ちが消えていった。

「あ......はい.....」
緊張していて、それしか言えなかった。


この時、さすがに僕は気づかなかった。





まさか、この美少女と深く関わるとは思わなかった。