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７　悪魔
〜Ｂ４〜

ウィィィィィィィン・・・

クリスはおびえていた。

新たな恐怖。

死ぬという新たな感覚。
・・・・・・・・・・・・・・・
ブ　「おい！兄貴！」

クリスはブライアンの言葉で我に帰る

ク　「(こんな事考えちゃダメだ・・・)」

ブ　「どうしたんだ?兄貴?」
ク　「ちょっと考え事だ・・・」
ブ　「ならいいけど・・・」
マ　「・・・ひどい有様ね・・・上も下も変わらないわ・・・」
ブ　「血だまりが多く出来てる・・・　襲われたのか」
マ　「・・・私達もそうなるかもね」
ク　「・・・不吉な事言うな,マリー」
マ　「じょっ　冗談よっ！なりたくもないわ」

マリーはそういって首を振る

ク　「・・・?メモか・・・?」

机の上の書類を見つける　血の付いたペンが近くにあった

ク　「読んでみるか・・・」

　　　〜アーエットのメモ〜

オレはとんでもないものを見ちまった・・・
それはある人間だ　ちかくに居た研究員が話しかけた・・・・
ソイツは死んじまった・・・
聞いた話によると仲間がバケモノを見たと言った
今見た男なのかもしれない・・・オレの頭に恐怖という感覚がよぎった・・・

名前を聞いてみたが誰も答えてはくれない
一人の男に聞いてみた　どうせコイツも「知らない」とでも言うんだろう　そう思った・・・しかし違かった

そいつの名前は・・・

・・・ヴィ・ヘリア・・・

あいつはヴィ・ヘリアというバケモンだった。

ヴィ・ヘリアは仲間をぐしゃぐしゃに叩き潰し、去っていった・・・
ウイルスはここまでのものなのか・・・
オレは家族を置いてき、研究に集中した。

そして人生は欠落し、た・・・・
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ク　「・・・・」