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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: モザイク —心壊兄弟と×××— ( No.21 )
- 日時: 2010/08/23 11:40
- 名前: 出雲 (ID: QuEgfe7r)
《6》
—昔話をします、酷くどうでもいい—
「かな…いつか」
指さされた方に歩いていた俺であったが随分最初にきづいていたことがあった。
言ってなくてすいません。
俺がコンビニ来るために来た道を綺麗に戻ってる=俺の家の方に歩いてるということ、多分。
「なに?」
「いつかの家って?」
聞いてみた、家帰るといは言ってたけど思い返せば自分の家といっていなかったし、それも確かのこと。
あ、でも本当に家がこっちなのかもしれない。
「こっち」
あっち、こっちどっち?
で、前にそびえたっていたのは、あの。
自分の家だった。
「いつか?」
ここは俺の家です、そう兄貴と俺の輝石家です。
まぎれもなく。
「ハルー入ろう」
え。
「ここ、俺の家だよ?」
「うん、そーだよ」
「そーだよ、て」
もっぱら最初から俺の家に行くつもりだったみたい。
青い水玉模様のパジャマを着た彼女は俺の家を引っ張って自分の家のドアの前まで連れてこられた。
あ、昼食。
手ぶらで、しかもただやられてボコボコにされて帰ってきてしまった。
あ、お土産というか…なんか一人いるんだけど。
「ちょ、ちょい待ち」
「んーんー」
でた。
要 いつか—何かあればんーんー言います。
しょうがない、色々聞きたい事あるし、家に入れるしかない。
ということで
「じゃあ、少し静かに」
「分かったー」
偉い。
ドアをゆっくり開けてみる。
思いもよらない人物が、たっていませんでした。
家の主①兄貴が体育座りしてた、びっくりー。
音であらわすならばチョコンという感じだと思う、多分。
「あ」
—家族の話—
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