ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.41 )
日時: 2010/08/20 18:30
名前: 遮犬 (ID: hsrPOuX9)


俺は早く黒獅子を探しださなくてはならない。

黒獅子からトワイライトの存在を聞き出し…そして俺は…


「待っていろ…もうすぐだ…もうすぐ、お前を助けられる…」


第2話:断罪の花

「お帰りなさい、白夜」


「あぁ…」

ここは罪あるものに裁きを与える者の集まり、エルトール。

「そういえば団長がお呼びになっていましたよ」青いバンダナを巻き、姿は制服姿の女性が伝えてきた。


「…大和撫子やまとなでしこか…」


この女性は風月 春(ふうげつ はる)、アバターコードは大和撫子。

白夜と同じエルトールの仲間である。頭はなかなかのものだが抜けているところは多い。


「何か怒っているのですか?」


「いや…別にお前には関係はない」白夜は無愛想に団長のいる部屋へと向かった。


「…ストレスでしょうか…?」大和撫子は首を傾げてその場で考えこんだ。

            *

エルトールの中で一際大きな部屋がある。そこが団長の部屋となっていた。


白夜が団長の部屋の前まで行くと


「ん…白夜光か。入っていいぞ」青年のような声が団長室から聞こえてくる。


何らかの能力かはわからないがどうやら団長は部屋の前に誰がいるのかわかるみたいだ。


「……何のようだ」中に入ると声の通りに清清しい青年が大きな椅子に座っていた。


そして団長の座っている机の前には若い男が一人いる。二本の刀を体にぶら下げている。


「うん。とりあえず…月蝕侍げっしょくじ、彼が白夜光だ」すると二本の刀の男が振り返り


「おぉー!お前が白夜光かー。よろしくなっ!」


「お前は…誰だ?」白夜は初対面の男に馴れ馴れしく声をかけられたことに少々腹が立ったようだ。


「ん?俺?俺は月蝕侍。お前のことは聞いてるぜ、白夜光。まさか一緒に任務することになるとはな…」


「何?…どういうことだ」白夜は団長、ディストは苦笑いしながら白夜に告げた。


「いやぁ〜…話すのが遅れてだな…白夜光と月蝕侍それと…」


「私の三人での任務です」


いつの間にか居た大和撫子がニッコリと微笑む。


「…一体このメンバーで何の任務だ?」


「よくぞ聞いてくれたね、白夜光。今回の任務はあることの調査とエデン内のバグ破壊だ」


バグ…それはエデン内で死んだ者の残骸がそのままエデンの中に残り、生み出されたもの。


今までも罪無き幾多のプレイヤーを死に追いやって来た。


死んだ者の能力も使えるためになかなか厄介な奴らでなかなか手の打ち様が無い。



「——バグを俺たちに?」


「あぁ、そうだ。このメンバーでのチームは初めてだろうが頑張ってくれ」


「あぁ、ちょっと待った!」月蝕侍こと吾妻 秋生(あずま しゅうせい)がディストに待ったをかける


「何だい?月蝕侍」


「——あることの調査ってなんです?」


「あぁ、言い忘れてたね、ごめんごめん」一番肝心な任務を言い忘れる。大丈夫なのか、この団長は。



「君達は『断罪』という名前のアバターネームを知っているか?」


「——断罪…?」白夜は少し聞き覚えがあった。


確かあの大戦争、トワイライトで日本軍の女のアバターコードだったはず。

ただその女は現実世界で人を殺しすぎて死刑囚になっていたらしいが…


トワイライトでの活躍でそれも免罪になっているのだとか。


「その断罪がどうしたんですか?」大和撫子こと春が問いかけた。


「うむ。その断罪何だが…今まで消息不明だったがエデン内でまた現れたらしい」


「なんでまた…」


「わからん。だが実際にエデン内で殺しを数多く行っている。見過ごすわけにはいかない」

「武装警察はどうなんですか?」


「武装警察もいまだ尻尾をつかめていない。どうやら今回のバグに断罪は関係するようだ」


「…興味がない。俺は抜ける」

「おいっ、白夜光!」秋生が白夜を引き止める。


「…君の言いたいことはわかる。黒獅子だろう。断罪と繋がっている可能性は…90%だ」


「何…?」白夜光はディストを睨みつけるようにディストの顔に振り返った。


「どうやら断罪は黒獅子の居場所を知っているようだ。だからこそ君も参加を依頼するのだよ」


「…その話、本当なんだろうな?」


「あぁ、確かのはずだ」


「…わかった、やってやる」


「おいおいっ!黒獅子とかどうとかどういうことだよっ!?」秋生が白夜に問いかける。


「お前には関係ない。…俺はもういくぞ」そういってまた無愛想に団長室から出て行った。


「ストレス…ですか」春が白夜の出て行った後にそう呟き、自分も部屋を後にした。


「お、おいっ!待てって!」秋生もその後を追いかけていく。



「ふふふ…面白いチームだね。白夜君、君は断罪の花に手が届くかな…?」


ディストは一人団長室の天井を見上げてそう呟いた。

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.42 )
日時: 2010/08/20 20:23
名前: クロ+ ◆EJ0MB3jlw2 (ID: XsI2BIkI)

おぉdd
断罪・・断罪・・どういう意味?(おばかですみません。。

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.43 )
日時: 2010/08/20 21:32
名前: 遮犬 (ID: hsrPOuX9)

<<狩人さん

すみません><;オリキャラ二代目ありがとうございますっ!丁度その後に更新したので…
気づけなかったです…すみませんでした;;

バグですかwwもちろん!いますよ、エデンにも。丁度バグ的なものを出そうとしてましたので…
ハッキリ申しあげますと…かなり助かりましたwwwありがとうございますっ!


<<クロ+さん

断罪の意味は「罪を裁くこと」「罪に対して判決を下すこと」ですw

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.44 )
日時: 2010/08/21 02:23
名前: 祭 (ID: zr1kEil0)

【名前】エルンスト・ワイズマン
【性別】男
【アバターコード】軍犬、一部の人物には監視者(エデンの中で呼ばれる名前の代わりみたいなもの)
【性格・容姿など】冷静、社交的、そして冗談好き。いつもレイス・マキャベッリとパーティを組んでいる(カ○○、すません)
【能力】重力を操る
【武器】特殊な44,マグナム「ケルベロス」
【サンプルボイス】「レイス、君はどう思う?」
         「私は多くのものを見てきたよ。どれもこれも、あまり面白くはなかったな」
         「落ち着け。目立つだろう」

【他に何かあれば…】凄く面白い小説です。頑張って下さいね。

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.45 )
日時: 2010/08/21 08:23
名前: クロ+ ◆EJ0MB3jlw2 (ID: XsI2BIkI)

丁寧な説明感謝ですd

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.46 )
日時: 2010/08/21 15:47
名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: Da9K.gCv)

続きにwktkせざるを得ない私が久々のコメントをしにコンニチハ。
想像以上に深くまで考えられた設定で驚きました。

参考になるかと思い補足。
例の戦闘狂の能力→紫電の放出・操作→電気信号レベルまで操作が可能→空間を引き裂いたり、書きかえることが可能

ホントは「紫電スパイダー」でやろうかと思っていたネタなのですが今のところ電脳世界に潜り込む予定が無いという・・・。

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.47 )
日時: 2010/08/21 21:54
名前: 譲羽 (ID: OcUNQWvQ)

すいません!
まだ募集してますか?
してなかったらすいません!!

【名前】阜 七姫(ぎふのふ しちひめ)
【性別】♀
【アバターコード】赤頭巾
【性格・容姿など】黒混じりの白髪→ツインテール。(黄色いリボンでとめる)目:黒
         首元を白いリボンで結んで、赤い布をかぶり、フードのようにしている。
         中は黒基調のブラウス。下は白基調のミニスカにブーツ。
        神出鬼没。かなりのマイペースで相手がどんな性格だろうが、どんな場所であろうがハイテンション。(ぶっちゃけかなりのKY)
         誰にでも敬語だが礼儀正しくはない…。
         戦闘が苦手で人任せ(やるときはやる)お転婆でよく笑いよく泣く。
【能力】能力無効化(使うごとに体力消耗。続けて5回が限度。)
【武器】七国靴(セブンリーグブーツ)(空間移動能力を持つブーツ。自分の掴んでいるモノも自分ごと移動できる)
【サンプルボイス】「どこからともなくこんにちはー!アバターコード赤頭巾です!仲良くしてください!!」
         「この七国靴はですね。空間移動能力を持ち合わせてるんですよ?たまに暴走しちゃいますけど」
         「まさか戦闘中ですか!?すいません!私今すぐ消えますから!!では!」
         「あ、そこのあなた!!バトンタッチ!じゃ、あそこにいる方と思う存分戦ってくださいね!では!」
【他に何かあれば…】戦闘時:周りに人がいればその人に頼り、その場から逃げる。いなければ能力でよけつつ逃げる(とにかく防戦一方。)

なんだか相当セコいキャラっぽいのでボツ可です…w

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.48 )
日時: 2010/08/23 00:47
名前: 遮犬 (ID: hsrPOuX9)

最近来る時が少なくてすみませんっ!
いない間に…ビックリしましたww色々w


<<祭さん

おぉwマキャベリさんとパーティなのですかwなるほどwなるほどw
是非採用させていただきます!ありがとうございます!
凄く面白いですか!?ありがとうございます…まだまだ未熟で駄作なのですが頑張らせていただきます!


<<クロ+さん

いえいえ、ていうか僕の説明不足ですwいい指摘ありがとうございましたっ!


<<紅蓮の流星さん

コメントありがとうございますー!設定ですかーw設定は…書きたいことをまとめただけ…(ぁ
ありがとうございますw嬉しいです;;
参考ー!!wやれることが最強すぎますねwwありがとうございます!盛り込ませていただきますー!


<<譲羽さん

あ、もちろんですwオリキャラ応募はなんかずっと続くかもしれな(ry
うぉーwいいキャラですねーw戦うばかりのキャラだとアレですものねw
こういうキャラは大好きですよーwありがとうございますっ!是非採用させていただきます!

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.49 )
日時: 2010/08/23 02:14
名前:   葵 (ID: NRAsdfzb)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

【名前】鈴音 凛(すずね りん )
【性別】女
【アバターコード】神無
【性格・容姿など】自分は生に執着が無いくせに、人が死のうとするのは大嫌い。14歳。
人を殺すたび自己嫌悪に陥る。冷静な判断が付かなくなる事が多い。
基本明るいが自分が嫌い。容姿と過去にコンプレックスがある。
髪の毛は薄い金色で胸まで。目は深い青。
肌が以上に白い。紺のシャツワンピースを着ている。
黒いダイヤのピアスをしている。
ゲームをしているのに訳がある。
【能力】全ての能力に対する無の効力。
    能力が一切効かない。全て消えてしまう。
    物理攻撃には弱い。
    「能力」を打ち消すだけであって、衝撃は消えない。
【武器】指で作る空気のカッターのような物。
【サンプルボイス】「死にたいの!?私はあんたみたいにすぐ死ぬとか言う奴が1番嫌いなんだからね!」
「覚悟って言葉は、こんな時に使う言葉じゃない。」
「私には、人を殺す力も無ければその勇気も無い、そんなただの臆病者。」
「もういいよ。大丈夫、・・・せめて、私の手で殺してあげる。」
「下らない下らない下らない!こんな世界壊れてしまえばいい!あははははははっ!ざまぁみろ!」
【他に何かかあれば…】
えぇっと、キャラ壊れ気味ですみません。
すっごい面白いです*更新待ってます/

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.50 )
日時: 2010/08/23 02:36
名前: 遮犬 (ID: hsrPOuX9)



「はぁ〜…」

寝転がった状態で優輝はため息をついてみる。だが変なモヤモヤは取れない。


優輝は傷がまた少し開いたのだが警部がどうせ開くだろうと回復の能力を持ったものを連れて来てくれた。

そのおかげで現実世界へ戻り、カツ丼をガツ食いし、現在はエデン内にまた戻っているというわけだ。


エデン内では電脳世界なので食事だけは出来ない。そのために現実世界へと戻らなくてはならない。

だがその他はエデンと現在変わらないためにエデンにログインする人が多い。


その理由は自分を守る力はエデンにはある。力は自分でいくらでも手に入れれる。

体がどれだけ弱くてもエデンならば大丈夫。そのためにエデンにログインするものは多い。


だが優輝はそんな自己満足の理由ではない。


これは自分が果たさなくてはならないこと。家族を…自分の妹を殺した黒獅子を…!


「…クソッタレ……」優輝はもう一度嘆く。


白夜との出会いによって自分をムシャクシャさせていることが自分でもよくわかった。


白夜はどうしてトワイライトを探すのか、そして黒獅子とどう関係があるのか、そしてあいつは…


何の目的があってそんな無茶なことをするのか…。それが一番気になる。


「…アイツは確かエルトールとかいってたな…」

確かに実力は認めるがエデンの中でもトップクラスの危険な仕事であるエルトールだ。


強い、だけではなくあらゆるものにおいて気を抜けることが出来ない仕事。


どうしてそんな仕事をしているのか…それも気になる。気になることが多すぎて混乱する。


「あ〜〜…!!一体何が目的だってんだっ!!」優輝は勢いに任せて前に飛び起きたとき



「アバターヲ殺スコト」



「は?」


目の前には一体の人間の形をしていないような"物体"どこから声が出ているのかわからない。


例えるとすると、何かが集まって出来た塊のようなものが優輝の目の前にいた。


「っ!コイツ!まさか…イル!?」


イルとは病気という意味のことでエデン内のバグ。すなわちシステムの病気ということからイルと称する。


戦闘能力は…ハンパない。現実でやるRPGのモンスターの域ではない。

まさに死の迫っている音がしているように。


「シ…ネ…!!」


「しまっ…!」


優輝はまさか安全領域ワールドといわれた"天燐"に現れるとは思っておらず、剣を地面に置いた無防備状態


すなわち…絶体絶命、と思われたその時だった。


「——っの!バカ部下がっ!!」


イルを大きな斧で吹っ飛ばしていたのはいつかのあの刑事。


橋野はしの刑事!」優輝は初めてこの刑事のことを苗字付きで呼んだと思う。


この刑事は橋野 慶治(はしの けいじ)。何故今まで名前を呼んでいなかったかというと、


名前がそもそも慶治だったことからそのまま呼んでやろうと思ったことからだ。


「アバターコード!『狂戦士』!お前を…逮捕にしにきたというか消滅しにきたっ!」


何かと戦闘中もよく喋るというのがこの橋野刑事の醍醐味。


「コ…ロ…ス…!オマエラ…!」どうやらイルはお怒りのようだ。


「刑事!まだ引退しなくて大丈夫なんですか?」


「助けられててそんな口よく利けるな!バカ部下!お前はさっさと剣を構えんかっ!」



「よく俺の居場所とかわかりましたね?ギックリ腰刑事!」イルがだんだんと近づいてくる。


「お前の考えとることぐらいわかるっ!それとギックリ腰はぁあ!!」大きく大斧を構える。



「歳をとれば誰にだってなりそうなことだぁああ!!」と、その斧をイルにぶちまける。


かわそうとしたみたいだが予想外の斧の速度の速さに不可能だったようだ。


だが、この程度ではイルはまだ死なない。


「それって確かにそうですけど…!!」優輝が大きく剣を構えて


「刑事みたいに寝転んでてギックリ腰ってそうそういないってぇえええ!!」大きく振り落とした。

           *

「バカモンがぁっ!結果倒せたからいいもののお前、死ぬところだったんだぞっ!」


大きな怒声がギンギンと優輝の耳に届く。


「そんな大きく耳元近くでいわなくてもわかってるっつーに…」


「お前はこうしても聞かないだろうがっ!!」また怒声が"天燐"に響く。


こうは言っているがこの二人は武装警察の中でもなかなかのコンビである。


「全く…心配したんだぞっ!ここらへんでイルが出るというから…会議まで抜けてきてだな…」

その言葉に優輝は驚いた表情をした後、フッと笑って


「…ま、借りが一つ出来たぐらいっすね」


「なっ!…お前っ!」


「でも俺、刑事のそういうところ、いいと思いますけどね」



「?何の話だ?」刑事は鈍感だからわかっていない様子。ま、だから憎めないんだけどな…。


そう思ってふと顔を近くの崖の上に向けると

「おい、お前ら何をしている」


聞いたことのあるような声。そしてこの無愛想さ。そして何よりあの美男子子供スタイル。


「白夜っ!!」


そこには白夜と知らないようで知っているような顔をした二人の男女も一緒にいた。

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.51 )
日時: 2010/08/23 02:43
名前: 遮犬 (ID: hsrPOuX9)

<< 葵さん

さっき丁度更新中だったのでw遅れますがw
オリキャラありがとうございますーw
能力が一切効かないが物理に弱いタイプですかーwスレイヤーに天敵ですねーw
キャラ崩壊w好物ですよーwコメディのほうで書いてるやつもキャラ崩壊しまくりですしw
すごく面白いですかっ!?ぐはっ!血吐きそうになった…あまりの衝撃に。
はいっ!更新頑張らせていただきますっ!亀更新ですがよろしくです><;

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.52 )
日時: 2010/08/23 02:51
名前:   葵 (ID: NRAsdfzb)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

         
まさかの更新中でびびりました←
展開気になりますっ
      
頑張って下さい@(・ω・)ノ
              

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.53 )
日時: 2010/08/23 10:40
名前: 亜倉歌樹 (ID: EE/vzbC4)

 ぎゃーーーーーー!!!
 4日間長野に行っていた間にすげぇ進んでるーーーーーーーーー!!

 おまけにえぇ!!? うそ!!
 秋生くん出してくれてんすか!! あざぁす!
 秋生くんのキャラがすごいよくおわかりで。勢いのあるお気楽人です。

 あ、ちなみに秋生。人は重症にしますが殺しはしません。
 どうやら彼は此処で人を殺したら本体が地獄に堕ちると遊び半分で思っているらしく(オイ
 あと、なんか能力くわしく書いときます。
 できたらオリキャラの用紙にも足しときます。できたら。
 「陽炎、【〇○】」という感じで書いて頂けると嬉しいです。

【業火刀(ごうかとう)】緑と黒の混ざった鬼火を刀身にまとわせ攻撃。しばらく相手の身体を燃やす。
【零旁(ぜろつくり)】陽炎のように姿が見えなくなる。タネは鬼火を体にまとわせて一体化。
【空針契(からじんけい)】鬼火からアバターの分身の作る。自分以外も作れる。
【夜叉狂(やしゃくるい)】鬼火で陣を作って自分の攻撃を全て当てられる。精神に甚大なダメージあり。

 …と、こんなとこですかね。
 あ、ちなみに彼は19歳がいいかなです。
 わがままな自分を咎めてくださいお願いします。

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.54 )
日時: 2010/08/23 13:29
名前: 遮犬 (ID: hsrPOuX9)

<< 葵さん

僕もビビりましたぁww展開…どうなるんでしょうね…(ぉい
頑張らせていただきますw


<<亜倉歌樹さん

長野いってたんですかwwお帰りなさいw
はい、秋生君は勝手ながら白夜と同行させて頂きますwキャラ合ってましたか?wよかったです…><;

ふむw殺生はしないということですねーw白夜と優輝は罪人なら構わずやっちゃいますけどね…w
可愛い性格ですねww秋生君はw地獄とかwもうエデンこそが地獄に近いってのにw(ぁ
おぉー!技ありがとうございますwおかげで戦闘シーンが楽になっ(ry
19歳ですねw了解ですー!

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.55 )
日時: 2010/08/23 14:13
名前: クロ+ ◆EJ0MB3jlw2 (ID: gs3t.cSo)

こんにちはーdd
プロローグの「エデン」っていう言葉
見た時
自分のお母さんを連想してしまったクロです(どうでもよい

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.56 )
日時: 2010/08/23 20:13
名前: 遮犬 (ID: hsrPOuX9)

「…お前…誰だ?」白夜が怪訝な顔をして優輝にたずねる。


「一日で俺の顔を忘れるなよっ!」普通一日で昨日会った人間と忘れますかねぇ!?


「…あぁ、武装警察の…刑事もいるのはどういうことだ?」


「ここら辺はイルが多量に発生することを知ってな。任務がてらこのバカ部下を助けたところだ」


「そうか、それはともかく…お前らはここから離れたほうがいい」白夜は冷静に優輝たちを見据える。


「はぃ?どうしてまた…」



「ここはイルの中でも飛びぬけて強いのがいる。お前らの腕では敵わない」


「そんなのやってみないと…!」言いかけたその時、何かがうごめいた。


何か、横をすごい衝撃のようなものが通り抜けていったというほうが正確だった。


「——離れろっ!バカ部下!」橋野刑事が咄嗟に優輝にタックルして避けさせた。


「外したか…?」ちゃんとした人間の声を放ち、人間の形をした異様な存在がそこにはいた。



「どうやらおでましのようだな〜」白夜の横にいた男、秋生が二本の刀を抜く。


「お前らはいい。俺が一人で片付ける」白夜が言い放ちながらそのイルの元へと駆けて行く。


「まてまて!チームワークじゃなかったのかよっ!」続いて秋生も後を追う。


「白夜光はまだ子供なんでしょうかね…」春も後から続いていく。


「今日はご馳走だな。喰える者が…5人もいるみたいじゃないか」

その人間姿のイルはニヤッと不気味な憎しみを込めたような笑顔を放ち、持ち前の鎌を構えた。



「システムの病気ごときが俺の行く道を遮るな」白夜は腕を振り落とす。

その瞬間イルのいた場所から大きな閃光と共に爆発が巻き起こる。


「ッへぇ〜!それが白夜光の力か!なら俺も見せてやるぜっ!…業火刀!」


秋生の持っている刀から緑と黒の混ざった鬼火が刀身に纏わりつく。

その刀を秋生は思い切りよく爆風の中のイル目掛けて斬りつけた。


「どうだぁっ!!白夜光!」



「…俺一人で十分だといったはずだ」


「まあそういうなって!チームなんだから…って」

イルはまだ消滅してはいなかった。笑い声と共に爆風から出てくる。


「そんなものでは死なんわっ!!」白夜に鎌を切りつける。

白夜は左腕に纏わりついた暗黒の光を鎌に向けて抑えている。


「闇は引きずり込むが…また、反発させることも出来る…そのまま衝撃を返してやろう」


「なっ…!!」そのままイルは空中にぶっ飛ぶ。


「まだだ」白夜は光で刀状のものを作り、それを大きく横になぎ払う。

その光の刀は大きくひるがえし、横一線の熱光線となり、イルを半分に熱傷させた。


「ウギャァアアアアアアア!!!!!」イルがものすごい勢いで叫ぶ。

優輝はこの光景を見て、恐ろしく白夜に恐怖を持った。

強いとかそういうことではなく、ただ単に恐ろしい。恐ろしい悪魔のようなものに見えた。

あまりの光景にどうやら秋生や刑事、春もその場で白夜の戦いを見ていた。


「お前ら、俺の戦いをよく見とくんだな」白夜は片方の腕で大きな闇のドームを作り、イルの元へと向かう


「お前の罪を俺が浄化してやろう」イルを闇のドームに入れ込ませ、その中に光を入れる。


それはまるで日蝕のように、白夜のごとく太陽と闇が重なっていくように見えた。


重力が無限にある闇の中は一度入れられるともう逃げられない。その中に太陽並みの光を入れる。


喰らった者は跡形もなく消え去る。恐ろしい技だった。


「なんていう強さだ…白夜光。噂は聞いてたがまさかこれほどまでとはな…」

秋生が苦笑しながら白夜の背中を見つめる。


「次は断罪だ。あいつの情報を入手しにいく」白夜はその場を立ち去ろうとする。


「ま、待てよっ!」その白夜を止めたのは優輝だった。


「俺も同行する!お前が一体何が目的で何のためにこんなことやってるのか自分の目で見つけ出してやる」


「それをしてどうなる」白夜が冷血な目で優輝を見据える。



「お前といたら必ず黒獅子と出会える。そんな気がする」


「何をお前はいって…!「いいだろう」刑事が止めようとしたのを白夜が遮った。


「白夜光!コイツはまだ未熟な…!「本人が言っているんだ。お前が邪魔することではない」

刑事はグッとそれで黙り込んでしまう。白夜のいっていることは正しい。


この世界は狂っている。人を信じるというのはまた別の話。自分の行く道を行けばよいだけ。


「それに…何かと役に立つかもしれんしな」フッ、と微かに笑い、白夜は立ち去っていく。


そんな一連の様子を見て頭をボリボリかきながら秋生は白夜の後姿を見ながら優輝に語りかけた。

「はあ〜…こんなのチームですらないわなぁ〜…ま、よろしくな〜…えーと?」


「日上、日上 優輝。よろしくお願いします。お二人とも」


「あぁ、よろしくな!」「よろしくお願いしますね」


「お、お前ら…!」橋野刑事が何かいいたげだったが途中で言うのをやめてため息をつく。

            *

4人が去った後、一人でため息をもう一度ついてから呟いた。


「全くアイツは…よく父親に似てやがる…だが……運命ってのは、本当に残酷だな…」



「なぁ、——よ」

Re: 白夜のトワイライト オリキャラ募集中 ( No.57 )
日時: 2010/08/26 15:16
名前: 遮犬 (ID: hsrPOuX9)

白夜達一行が次に向かったのはワールドコード"街頭"。


酒場やなんでもかんでも店が出揃っているため情報収集にはもってこいの場所。


「ここで人数ごとに分かれて断罪の情報調べをする」白夜が立ち止まり、3人に告げた。


「相手は断罪だぞ?一人で応戦できるのか…?」


「そのためにこれを持て」白夜が三人に手渡したのは一つの丸い物質。


「これを上に放り投げろ。すぐさま俺が向かう」白夜が無表情の顔で三人に告げた。


「……わかったよ。じゃあ別れるか…三人とも、ご達者でな」そういって秋生は去っていった。


「それでは私もいきます」春も続いて人ごみの中を抜けていく。


無言で白夜も次に去ろうとする。


「待てよ、白夜。もしお前が最初に断罪に出会ったらどうするんだよ」


「…俺が一人で片付ける」


「そんな無茶な…!ってオイッ!」白夜は体が小さいためかすぐに見えない範囲へと行ってしまった。


「…白夜……」優輝は一言呟いてその場を去った。

            *

(アイツは一体何を背負っているんだ?あの小さい体に…)

優輝は人手のない路地を一人ゆっくりと歩きながら考えた。


白夜の背負っているものは通常のものじゃない。もっと大きなものを抱えている。


「一回ぐらいは信用してくれてもいいだろ…」優輝はボソッと呟きながら石を蹴る。


「…!なんかよく考えたら俺、恋人みたいじゃねぇかっ!やめだやめ!」


とにかく今は黒獅子の行方を知らないといけないために断罪ってやつを——誰かいる?


優輝の目の前にはいつからいたのか美しい着物を着た女性らしき人がいた。


ただ、どこか違うのは雰囲気。可憐な感じがするというのにどういうわけか、重圧だけは抜けない。


「…あの…?」優輝はおそるおそる声をかけてみたが返事がない。


(何か俺は怖い話の実体験的なのを今体感してるんじゃなかろうか?)優輝は汗をかきながらそう思う。


「——君は、罪人は許せないと思うかい?」


「え?」ようやく口を開いたと思うとわけのわからない質問だった。


「罪人は人それぞれだよね。所詮自分に影響のない罪人は自分にとっては罪人ではない」


(何をいってるんだ…?この女性は…?)この言葉の一つ一つに何か嫌な重圧がかかっていく。


「罪人だってね?色々あるんだよ。殺していいっていわれて殺す連中とか、さぁ」


「っ!!」女性が笑顔で優輝の顔を見た時、優輝は初めてこの重圧の意味を知る。


この重圧…殺気だ。


「だからね?僕はそうやって自分達の邪魔する者を殺す政府が大っっっ嫌いなんだよ。分かる?

 だからね?殺すの。殺さないといけないの。本当の罪人はあなたたちでしょ?」


「なんで俺が政府の人間だって…!」しまった。つい自分から政府の人間と…。



「やっぱり、君も政府かぁ〜。武装警察だね、多分その若さだと。正義感じゃないよね?君は」


「なっ…俺は別に好きでここにいるわけじゃ…!」


「そうだよねぇ。皆そういうんだよ。ねぇ、君も楽しんでるんだよね?殺しを。
 だってそうでしょ?武装警察のやってることなんてただの偽善者にすぎない人殺しだよ?」


「っ!…」罪人を倒すという言い訳をした大儀。だがやってることは人殺しと変わりは無い。


「所詮正義なんてないんだよ…だからいっそ僕が壊してあげるの。だから私は殺す。政府の人間を」


「もしかしてお前が…!?」優輝はひどい重圧の中やっと声を絞り出した。


「私のこと知ってるの?」


「あぁ、多分な。俺の予想だとお前…!」優輝は冷や汗を必死で隠しながら少し笑い、





「アンタがアバターコード、『断罪』だろ?」




するとその女性はクスクスと笑って



「正解だよ。そしてお別れだね」重圧が一気に殺気へと変わった瞬間だった。

第2話(完)