ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: cross オリキャラ募集 ( No.25 )
日時: 2010/08/21 19:57
名前: ミコト (ID: 8hgpVngW)

美依香

【あら、おめでとう。
 最初の死人が出たわね。
 その調子で頑張ってね★】

謎の少女はそう告げた。

「あと、何人殺せばいいのですか?」

私は、小さな声で尋ねる。

【そうねぇ。気分次第ってトコかしら。
 まぁ、一チームのノルマ5人にしましょう。】

「そう。じゃああと4人ですね。」

遠い。
目的を達するには、遠い。
彼女と——狢と似た恋歌という少女には、
狢と同じ何かを感じる。
それは、きっと今聞き出すべきでは無い。
だから、コレを早く終わらせないと。

「君、やるねぇ。」

恋歌が、詩賦に言う。

「だろう。フハハッッ!!」

高々と笑う。
この男は、仮面の少女と関係性があると視える。
家が神社で、巫女だからなのか、この手のものは何か感じる。

「次は、ボクにも出番ちょーだい★」
「やなこった。」
「ちっ。」
「露骨に舌打ちすんじゃねぇ。」
「そのへんにしたらどうです?」

そんなこと言ってるうちにまたさっきと同じ、声が聞こえる。
・・・また、敵??
スタンガン使う場面あるかしら。
あの二人でやってくれそうだわ。
まぁもっとも、恋歌を守らないと、狢の事聞けないし。
後ろ10メートル・・・か。
ジ・・・ジジ・・・ジッ

「そこ、ね。」

スタンガンを向ける。

「ビンゴ、です。」

見事命中した。
まぁ、当然ね。
でも、威力弱めてるからな〜・・・。
また起きちゃうな〜。

「え〜?また他の人かぁ〜・・・。手伝おっか!?」
「結構ですよ。」
「そ・・・。」

起き上がって襲い掛かって来た。
う〜・・・わ。目が虚ろになってる。
私の事、見えてんのかしら。ちょ〜不安。

「じゃまなんですよ。そのでかい図体。」

今度は、腹に思いっ切り蹴りを喰らわしてやった。
その後、もう起き上がらない様にスタンガンで

バヅンッッ

と、ね。
面白くない。
人を、殺すのなんか。
もう十分殺したのよ。
私は。
もう、いい加減にしたいわ。