ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: cross ( No.60 )
- 日時: 2010/08/25 18:20
- 名前: 水妖 (ID: 8hgpVngW)
理人
「ほぉ。俺の相手は七葵かぁ。そぉかぁ。」
[うるさいっ!!早く行くわよ!!]
「あぁ??テメー誰だよ。・・・いや、何だよと言うべきか?」
[ナビケーターのクラウよっ!!悪かったわねっ!!]
・・・何が?
正直、コイツむかつくわー。
七葵・・・ねぇ。
やーっと決着・・・か?
やっぱ死んだんか、あの娘。
そーりゃ死にたくなるわ。
アイツの生きる意味失くしたの、俺なんだけど。
[避けなさいっ!!]
「あ?・・・・・・おぉー、危ねぇ。」
クラウが唖然として見てる。
ま、当然だわな。
だって、右腕に刺さったもんな。
あーあ、この隙間に入ったか。
抜けるか・・・?
[着いたわよっ!!]
「何で一々怒られなきゃなんねーんだよ・・・俺が。」
[怒ってないわっ!!]
「ちょー怒ってる・・・。」
「・・・久しいですね、理人。」
「よぉ、七葵。」
[じゃ、始めるわよっ!!]
{始め、でーす。}
手始めに、カッター投げるとするか。
・・・ま、アイツは避けるだろうが・・・。
「・・・舐めてるんですか?」
「ははっ。ま、避けると思ったよ。」
「・・・余所見は禁物ですよ。」
「余所なんか向いてねぇだろうがよ。」
「隙がありすぎなんです。あなたは。」
目の前に現れた。
剣。
あの娘に貰った奴。
物凄い速さだが、右腕で抑える。
「なんだっけ、その剣。」
「・・・鏡剣です。未来を変える剣。」
「そんなだったな。・・・やっぱ変わってねぇ。」
「あなたも、お変わりないですね。その右の義手。」
そう。
俺の右腕は義手。
それを取ったのは、他でもない七葵だ。
出られなかった。
あの塔から。
出してくれた。
あの塔から。
助けてくれた。
彼女達が。
恩返しがしたっかた。
でも、恩を仇で返しちまった。
仕方なかった。
アイツが、居たから。
— — — — — — — —
次から
理人と七葵とあの娘さんの
過去編へ入ります。
正直書くのダルいです。←ぇ
でも、頑張ります。
・・・アキラさん、出そうかなぁ・・・
殺される召使として★