PR
ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 銀の炎 <記念ピクチャー作成> ( No.75 )
- 日時: 2010/11/05 21:55
- 名前: 杵島 茄武 ◆wWr1IKfGtA (ID: EUGuRcEV)
1話〜18話まで読み終わった上、お読みください
*
私は猶。(なおという、以下はナオと書かせてもらいましょう)日本人だ。
ひょんなことで、ここの国のある医院の研修医として働いている。
ここの国は相当医学が進んでいて、日本だと比べ物にならない。
そして、ロボット工学も申し分ない。研修医の半分はリアルロイド。
こりゃたまげたね。後で気づいたのは、メガドルサとか何とかいうロボット団体が、
数十年前に結成したとたん、ここの国に来る外国人をここの国の人は嫌うようになったんだ。
いわゆる国家レベルの人見知り。どうも腑に落ちなくてね、
高校の時の友人のアービン・マクリスタルにここに来るよう説得した。
アービンもこの人見知りさには仰天したよ。何度もパスポートを拝見させられ、
市場で剣を買うときなんかは警察も駆けつけるぐらいだ。
もう人見知りという度合いではないと彼は言っているよ。
この国は何かを隠しているって。
最近はさらに物騒になったね、ポリスロイドといって、
ロボットの警察がそこら中うろついて見張っている。
人間以上に鋭いらしいんだ。
なにもそこまでしなくてもいい。私たちもビザが切れると、ここに国籍を移したよ。
そして、私たちは個人的なスパイをしようと企んでいる。
まぁ、この国にちょっかいを出さぁ、タダでは済まされないと知っているよ。
さあ、ここまでが序章に過ぎない。ここからがスタートだ。
では改めて、ジョレントスクの世界へどうぞ—
PR