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三十六話　聖アルテマ騎士再来

「なっ！？　やっ・・・やめろ！」

「フゥッ？　・・・人間かァ・・・キャッキャッキャ・・・!!」

「人間・・・だが　貴様は帝国が開発したドールだろう」


「我ら人間の手で潰させてもらう　覚悟は良いかね？」

「ククク・・・　調子に乗るのもいい加減にし・・・」

ボソッ・・・飛燕脚

ドッシャアアアアアア・・・・・・・

「ガッ・・・　キサマハダレダ！　ハァハァ・・・ふぅ・・・なかなか　強いな」


「そりゃあそうさ　この兵士アルデイトの師匠だからな」

「・・・0-SRYM　帝国から排除命令が出た　・・・貴様を消さしてもらう」


「ふっ・・・フザケルナァァァァァァァァァァァ！　ウミノオヤガ、ウミノオヤガ、コドモヲコロスナンテアリエルカッ！」


「悪いが・・・喋っている暇は無いんだ　急がしてもらう」


鳳凰脚・・・発動


ドォォォォォォォォォッォォ・・・・・・・・

突如グライの周りに火・・・?　いや気が見える　あれは・・・鳳凰の気！


「逃げろ　アヌバーン！　吹っ飛ばされ・・・」

ドガアアアアアン！！

アルデイトとアヌバーンは後ろの黒い壁に叩きつけられた　背中に痛みが走る

「ガァ！　うっ・・・師匠・・・」


目が薄れてきた・・・オレも・・・終わりなのか



「鳳凰脚・・・終わりだ　ゴミドール」

「イヤア！　ヤメロ！　ナンデモイウコトヲ！」

グチャッ　シュバァッ


殺戮機械ヴォルトアはグライの鳳凰脚により八つ裂きにされた


周りに機械の部品が転がっている

カ・・・カラン



「アルデイト　・・・お前には使命がある　それを果たすんだ」