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二十七話　とりあえず到着


フォォォォォォォォォォォオォッォオン・・・・・・・・・・・・・


船の到着を意味する雪を退かし進む船の音が鳴り響く


スシャアア・・・


〜到着いたしました　北の国リースオンです〜


「ふぁぁぁあ・・・ついたか」


アナウンスと共に俺は目覚めた　とても眠い


ガチャァン・・・


「うひゃっ！？　寒い・・・寒すぎるぞ・・・」


リースオンの気温はただいま−14度

君の服では相当寒いと思うがね　鎧を来て来れば良かったものの・・・

どこからか声が聞こえる　聞いた事がある声だ


「・・・誰なんだい？」


私の名前は・・・グ・・・ヒュウウ・・・・・・だよ


ザッザッザッザ・・・

人が雪を退かし歩く音が聞こえる
そう遠くには居なかった様だ

「風で聞こえなかった・・・チッ」


「一体誰だったんだ・・・」


「寒い寒い！　早く酒場へ・・・うひゃ〜！？」


ザッザッザッザ・・・



アルデイト・・・お前は成長した