ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 子育てつーくん。 ( No.66 )
日時: 2010/09/02 18:18
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

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          ⅴ





逃げ惑う彼らの足を掴み、引きずる。
感情が壊死したのか、それとも死んだのか、無抵抗だった。
今の自分にとって、彼らは “食料” でしかない。

柔らかい皮膚に歯をつきたて、その温かな血汁を吸いつくすことができたのなら──。


考えるだけで、唾液が口の中いっぱいに広がる。


震える小さな体躯を撫で、そっと接吻した。
愛してる、あいしてる、アイシテル。

まだ幼いその体が、

今は、欲求の対象となっている──。