ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: The darkness world ( No.101 )
日時: 2010/10/06 20:42
名前: (V)・∀・(V) ◆RMw3.cMGUE (ID: dBCG1FA1)
参照: http://blog.livedoor.jp/yagaranagarasijima-gurennnoryuusei/


_____________翌日


廃工場からの人影。

それは榊原、高木、蛇山の姿だった

「ヒドい・・・ 」

高木が恐ろしそうな形相で声を漏らす。

それほどの、悲惨な光景だった。

人間。 警察の人、民間人達は死んでいて、果てた状態
警察の車や、乗用車は潰され、煙が沸いている
人は愚か、生き物の姿、音さえ、見つからない、聞こえない状態だった。

そんな光景を見て、誰が普通に居られるだろうか。

唯一の警察関係者 穴熊さんも何処かへ消えてしまった。

俺達は、希望も全てなくなり ただその場に立ち尽くすしかなかったのだ。

一筋の光なども見当たらない

砂漠を彷徨う、哀れな旅人の様に俺達は動き回った

何も見つからない

落ちているのは、空の薬莢や、人の死骸 車の残骸などしか見当たらない。

弾切れの銃器が散らばり、無残な光景だった。



どうやって生きれば良い・・・?





三人 たった三人





——— 人間としての精神が試される時間となった ———