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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: The darkness world ( No.112 )
- 日時: 2010/10/08 07:35
- 名前: (V)・∀・(V) ◆RMw3.cMGUE (ID: dBCG1FA1)
- 参照: http://blog.livedoor.jp/yagaranagarasijima-gurennnoryuusei/
「蛇山ァッ!!」
俺は驚きの顔を隠せず、蛇山の方向へ走りよった。
蛇山は胸程の位置に、弾痕がある。
どうやら、此処にヒットしたみたいだ。
後ろを振り向いても、高木が怯えて座り込んでいる姿だけが眼に見える。
「蛇・・・山・・・君・・・」
高木が、塞がらない口を必死に動かし喋ろうとする。
しかし、パニック状態に陥り、マトモな言葉も喋れない。
「・・・高木!! 薬は無いか・・・?」
榊原は、高木に薬を求め 高木のほうに走り寄る。
「た、多分…学校の保健室にあるかも・・・」
保健室・・・此処から蛇山を担いで走ってザッと"10分"ぐらいか
一つしか無い希望を求め、俺は走った 走り続けた
死と生の間際に居る友人を助けるために_____
「あ・・・ぐっ・・・ 俺は良い・・・ お前らが助か・・・グハァッ!! ゲホゲホッ・・・」
蛇山が、胸から溢れ出る血を 手で押さえながら喋り始める。
しかし人間は決して、胸に傷を負って普通に動ける生物ではない。
__死
「助かる・・・ 助かる・・・ 絶対に助かるんだァァァァァァ!!!」
保健室へ————————
そして蛇山の息は途絶えた
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