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Re: The darkness world ( No.122 )
日時: 2010/10/08 23:43
名前: (V)・∀・(V) ◆RMw3.cMGUE (ID: dBCG1FA1)

「高木・・・蛇山が死んだ どうすればいい・・・?」


「榊原君 まずは生きてる人を捜して、仲間にする事が先決だね。」


「そうか・・・」


榊原は、物が散乱している中、ベッドに座りこんだ。


何も考えずに、何も頭に浮かべずに。
ただ、ボーッとしたまま、ベッドへ座った。

「ひでぇよ・・・ 皆消えて 皆死んで 皆逃げて。」

「榊原君・・・・」

ドガァァァァァァアン!!

外から、大きな爆発音が聞こえた。

耳の鼓膜が張り裂けそうな程、響き 大きい音。

「・・・ッ 何だ?」

保健室の埃で薄汚れたガラスから外を眺める。

「・・・? 高木、アレは何だ?」

そう言って、高木の背中を押し 外を眺めさせた。

「・・・? 人・・・?」

黒いローブ 片手にはロケットランチャー

ザザッ・・・・・・・・・


「こちら・・・如月学園目視 生存者抹殺に入る。」


"""-了解-""" ザザッ


俺のどこかで、何か割れた様な気がした。




「ショーの始まりだ。」

シュタァン!!