ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: The darkness world ( No.135 )
日時: 2010/10/09 20:51
名前: (V)・∀・(V) ◆RMw3.cMGUE (ID: dBCG1FA1)

ガラガラッ・・・


「・・・汚くて、狭いけど 大丈夫でしょう?」

案内された生徒会室は、書類やら ビデオやら色々な物が散乱していた。

だが、カモフラージュとも言えるだろう。

「・・・で 俺達の居座る部屋は?」

「・・・・こっち」

冷夏は突き当たって右の部屋を案内した。

高木達は気に入ったのか、部屋にあったベッドに寝る。

皆、束の間の休息を楽しんでいた。

「・・・ガラスから姿がバレると大変だ。 誰かガムテープ持ってる?」

「・・・あ! 此処においてあった ハイ」

天木は、冷夏に机に置いてあったガムテープを手渡す

ガムテープだが、色がついていて これは赤だ。

「赤・・・ 目立っちゃうな でもこの際文句は言ってられないね・・・」

冷夏が窓にテープを張ってる間、他の皆は部屋の片づけやら色々と作業をし いつのまにか夕方になっていた。


オレンジ色の光が、崩壊した漆町を明るく照らす

「・・・・ふぅ」


疲れ果て、榊原は寝てしまった。