ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: The darkness world ( No.20 )
日時: 2010/09/06 17:33
名前: シュルル ◆RMw3.cMGUE (ID: dBCG1FA1)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?498740

8話

そんな事が起きる直前・・・


「・・・・・・・・」


俺はすっかり寝てしまった
ベッドの上で涎を垂らしながら寝ていた
夕方の五時だったのに、もう8時だ

ガチャァン!

家のどこかで何かの割れる音がした
・・・なんか背中に悪寒がする
何かが入ったのか? ・・・ちょうど母と父は出かけている

「・・・・・・・・・」

俺は疲れ果てた脚を動かし、ドアを恐る恐る開けた

「・・・誰だ」

俺は黒い影に言った 



「私は・・・・・・・政府の一人」


「キミは・・・・・・・・・・・・・・」

「富永君か・・・タイミングの良い」



「政府から君の排除命令が出た」


「冥土の土産に教えてあげようか」

「私は秘密警察の上官 井畑だ」

ドキュウウン!

井畑は黒いコートのポケットから拳銃を取り出し撃ち出して来た

「うお!」

俺は咄嗟にしゃがみ、何とか助かった


「フ・・・・・・・なかなかだね 」

「世界を破壊に導く少年とは思えない」


「弱者が」


ジャキッ・・・

マガジンに弾が装填された
もう俺は終わりなのか


















「一日だけ猶予をやろう」

「逃げて、逃げて、逃げ延びるんだな」