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「どうした？　猶予が欲しくないのか？」

「井畑・・・だっけ？」

「ああ　それがどうした？」


井畑が不敵な笑みを浮かべる

「金山・・・古泉・・・」

井畑が黒いコートのボタンを取って、床に置いた


「友人と逃げろ　・・・俺達の仲間が来たようだ」


・・・外から微量だが銃の可動音がする

ジャキッ・・・

「大佐　アレが目標ですか」

「排除命令が出た　早く始末しよう」





俺は緊張で固まった足を必死に動かし、ガラスから外を見た
何かＳＷＡＴみたいなのがたくさん居る



「・・・地下室から逃げろ」



「友人と・・・逃げなさい」


「武器は地下に置いた　そこから穴があってそこから外に・・・」


ガッシャァン！


どこかのガラスが割れるような音がした











「・・・・・・・・・・じゃあな　世界を救う少年よ」