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Re: 殺戮時代  チームαと殺戮兵器 オリキャラ募集! ( No.14 )
日時: 2010/09/11 17:59
名前: ZERO ◆2j0kBxKAkM (ID: a5oq/OYB)

そして、明くる日の朝————————

俺達は、それぞれ準備を済ませてαタワーを出た。

「なんでついて来るの。一人で十分です」

やはり、俺達のことが嫌いらしい。

「もっと、気楽に行こうぜ!なっ、なっ!」

バベルがムードを盛り上げようとする。

しかし、あいつの表情は氷のように固まっている。

「ぐわぁぁぁ!!!助けてくれぇ!!!」

「殺戮兵器だ!早く行こう!」

とっさにクララの手を引こうとした。

しかし、クララはもうそこにはいなかった。

「№Q、タダチニハイジョセヨ」

無数の殺戮兵器が襲い掛かる。

「それっぽっちか。氷乱・霰!!!!!」

クララは次々に殺戮兵器を破壊していく。




———————あいつは無数の敵に囲まれているのに、

顔色一つ変えない。むしろ落ち着いている。

「ウシロモヨクミロ!№Q、消去(デリート)」

クララは絶体絶命だった。

「雷響・雷丸」

そこには、バベルがまわっていた。

「あんまり無理すんなよ!俺達は仲間だろ!」

こんな時に、イクスはそう呼びかける。

「(どれくらいできるか見るのもいいか…………)」

クララは仕方なく下がった。

バシュッ———————————




—————————今何が起きた。時間差で殺戮兵器は破壊されていく。

「炎斬・灯火!!!!!」

もしや、あいつがやったのか。そうだとしたら相当な奴だ。

もう一度顔を上げた時には、戦いは終わってた。

「こういうことだ!無理はするなよ」

「私のすきにさせろ…………」

そう言ってクララは、一足早くαタワーに向かった。

第一話 完。