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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 殺戮時代 チームαと殺戮兵器 オリキャラ募集! ( No.37 )
- 日時: 2010/09/29 18:15
- 名前: ZERO ◆7dc6rjLZUg (ID: a5oq/OYB)
そして、五人は表の広場に出た。
イクスは自分と同じくらいの剣をゆっくり引き出す。
ジョーはもう戦闘体型に入っている。
「イクス!準備はいいか!」
「もちろんだ!!そっちから来いよ!」
イクスは先制攻撃を譲った。ジョーはお構いなく地面を蹴って走り出す。
こいつに限っては体が人離れしていて恐ろしい力を持っている。
「MAX拳法!20%!鉄拳ー制裁!!!!!」
俺はなんとか避けたが地面には小さなクレーターができていた。
それでも少しの焦りも見せずに応戦する。
「行くぞ!炎斬・灯火!!!!」
「ちょろいちょろい!もっと楽しもうぜ!!」
あいつはバッタのような脚力で軽々避けてくる。
東京は今となっては瓦礫の街だが、広場は瓦礫を撤去してある。
そのため戦場を生かした戦い方は難しいのだ。
しかし、それでなければあいつにダメージを与える事も困難である。
「炎斬・紅十字架!!!!」
「新技!?!?くっ!!」
相手も少し動揺を見せた。紅を十字架に打ち出す新技だからである。
それでも、相手に傷一つつけられない。しかし、イクスは笑みを見せた。
!?——————あいつのどこに余裕がある…。おかしい…。
ジョーは深く考え込んでしまった。
「能力解放!!!!!」
「!?何だそれは!!!」
「俺の中に眠った能力だ。ここからが本番だ、ジョー」
その時にイクスは希望の光を秘めたような赤い炎に包まれ、まるで別人だった。
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