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Re: 殺戮時代  チームαと殺戮兵器 オリキャラ募集! ( No.43 )
日時: 2010/10/09 19:30
名前: ZERO ◆7dc6rjLZUg (ID: a5oq/OYB)
参照: やれば上がる!進研○ミ中学講座!さぁはじm(やだ。(ぇ、

第五話 禁断の電磁砲 後編

「雷弾・狙定」

あいつは手を俺にかざして片目をつぶる。

一瞬何をしてるのかわからなかった。

「イグニッション!!」

手から凄まじい雷撃を放った。だが、俺は余裕を持って雷撃を避けた。

ところが、とてつもない激痛がはしる。俺は体を動かせないまま固まっていた。

「バベル!お前何をした!?」

バベルは当たり前のような顔をしてため息をついて言った。

「俺が攻撃を当てたまでだ」

俺はふと数秒前を思い起こす。

”「雷撃・狙定]"

狙定?俺はその意味がわからない。

やっと痺れが消えて立ち上がることが出来た。

「さぁ、どんどん来い!!」

「雷弾・狙定」

よく見ろ。よく見るんだ!俺!そう呟いて守備体勢に入る。

「イグニッション!!」

雷撃は直進方向で俺に向かっている。そこまではいい、問題はその後だ。

何故、雷撃を浴びたのか?原因を見つけなければならない。

俺はきっちり避ける。そして後ろを向いて素早く体勢をつくる。そして雷撃を見た。

なんと雷撃はUターンしてきたのだ。それに直撃せぬように全速力で逃げる。

そして、これを避けきる方法を探す。

すると、ある一瞬のひらめきで確実の方法が思い浮かんだ。

まず、何とか上手く巻いて距離をとる。

そしてバベルの前に俺が走りこむ。

「もう終わりだ」

「さすがは天然馬鹿、大外れ^^」

イクスはとっさにしゃがんだ。すると雷撃はバベルに直撃した。

「……だからどうした。そんな事をして何になる」

きつい表情でイクスを睨む。イクスの顔に少し笑みが見えた。

「決まってんだろ。+-ゼロになる方法だ、お前を傷つける理由なんてないしな。
なによりもさ、同じ仲間なんだ。たとえお前が洗脳でもされてても仲間には変わりない」

「俺とお前が仲間…!?」

「あぁ、もちろんだ」

「…そんなの間違っている。お前の仲間?ふざけるな。地獄の底へ突き落としてやる」

イクスは、バベルの不思議でどこか憎悪があるオーラを感じた。

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今回は一つ一つ長くなるかも^^;