ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 殺戮時代 チームαと殺戮兵器 オリキャラ募集! ( No.44 )
- 日時: 2010/10/12 20:07
- 名前: ZERO ◆7dc6rjLZUg (ID: A9EK.QpX)
「俺の奥の手でてめぇを潰す」
「奥の手?」
俺は深く考え込んだ。バベルには奥の手といえる程の技がないからだ。
雷響系はそこそこだし、雷弾系も全て同じくらいの力である。
ん?俺はちょっと思い出を思い返している時にふと思った。
”「イクスごめん、俺は一人で特訓したいんだ^^」”
この一言が出来事の始まりだったんじゃないのか?
それに禁断の超電磁砲っていう名前も……ってもしかしたらそれが奥の手じゃないか?
バベルが完全に洗脳されていることなど知っている。
禁断という言葉をつけるのもおかしいような気がする。
俺に考えられる事。それは、誰かがバベルを利用している。
雷響と雷弾は威力は桁違いだ。その事から考えれば————————。
暴走。誰かがバベルの力を暴走させたとしか考えられない。
でも何のために?これから先は疑問しか浮かばなかった。
「限界解除、リミッターを外します」
「リミッター!?やめろ、馬鹿!」
「もうやめる事はできません」
今、とんでもない状況に置かれた。バベルの口調がまるで機械のように、
敬語になり、様子もおかしい。さらにリミッターなど外して耐えられる可能性は、
俺の予想だとわずか1%にしか達しない。
そしたら俺たちは同士討ちだ。俺はどうすればいいんだ。
そんな思いを巡らせている時———————————。
「超電磁砲。発射準備、ただいまロード率98%」
「やばい!もう手遅れだ…」
そして、たった数秒のコンマで超電磁砲が放たれた。
まるごと、そのプラズマを浴びた。俺の体は焼けていた。
ところどころ皮膚が剥がれている。体には恐ろしい激痛がはしる。
しかし、さっきの予想は大きく外れた。
あいつはまだ平然と立っている。まだ手遅れではなかった。
洗脳と暴走を今のうちに解かなければならない。
記憶を蘇らせる事など99%無理だった。
それでもあきらめないで方法を頭の中から探し続けた。
その1%という確率は俺に閃きを与えてくれた。
そして俺は力を振り絞って立ち、あいつに言った。
「お前の記憶という宝をその体から掘り起こす」
————————————
いや〜〜〜^^;あの最後の一言が謎に包まれておりますね。
イクスにはどんな方法があったんでしょう?それはさてさてお楽しみ♪