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Re: 殺戮時代  チームαと殺戮兵器 オリキャラ募集! ( No.46 )
日時: 2010/10/17 23:10
名前: ZERO ◆7dc6rjLZUg (ID: A9EK.QpX)

第六話 もう一つのV

あれから、少したって修行習慣が終わろうとしていた頃—————。

俺とバベルは結構重症だったので、ずっと病室で思い出を浸っていた。

そして、無事外出許可が下りた。しかし食料探しぐらいしかできないので、

二人は残念そうだった。それでも他にやる事もないので出かけた。

食料探しは東京中練り歩かなければならないので疲れる。

それでも自分達の飯は上手い。なので探すのである。

しばらくして、イクスがいきなり口を開いた。

「俺、不思議に思う事があるだけど」

「どうしたんだよ、いきなり」

「バベルが洗脳された時あったろ?あの出来事がまだ終わらないような気がしてな」

「?気のせいじゃないか?」

イクスはやっぱり気のせいなのかなと自分の勘を疑った。

いや、それでも何か違和感を感じる。それはひとまず放っておいた。

「おい、イクス。あれ上手そうじゃない?」

「おっ、じゃあ採ってこようぜ」

そして、キノコっぽい野菜をとって戻った。

「?あ、イクス先戻っててくれ」

「ん?わかった。暗くなる前にもどれよ」

そして二人は別方向を歩いた。