ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 殺戮時代 チームαと殺戮兵器 オリキャラ募集! ( No.5 )
- 日時: 2010/11/02 22:11
- 名前: ZERO ◆2j0kBxKAkM (ID: A9EK.QpX)
プロローグ
2010年12月31日 大晦日
「急げー!!泥棒を捕まえろぉ!!!」
そこは東京千代田区。今、一生に一度というぐらいの大騒動が起きている。
千代田区にある日本のシンボル。それは平和の鐘。
平和の鐘————————。それは一昨年に作った鐘
である。
その鐘がある限り日本は絶対的平和とされていた。
何せその鐘には人々の心を調和する神が宿っていると言われていたのだから。
しかし、2011年を迎える前日。その平和の鐘が奪われた。
日本の警察が一斉に動いて犯人を追っている。
新年へのタイムリミット…。後2時間。
犯人は東京タワーの近くへ逃げたという情報が入って、
そこのまわりは警察しかいない。というか見えない。
「警察って馬鹿だね^^」
東京タワーのてっぺんから声がした。ふと警察達は振り向いた。
そこには、一人の少年がいた。それも極普通にいるような人。
「くそぉ!空中部隊!あいつを捕まえろ!!」
小型飛行機は東京タワーのてっぺんすれすれを通る。
「あんなところにいる奴をどうすれば…。ん?あちっ!」
あいつの手のひらに落ちてきたの灰であった。
ふと、その警察は空を見た。夜空に紅の炎が燃えていた。
「貴様、何をしたっ!?」
「ん?そんな事言うわけ無いよ^^」
あいつはずっと笑っている。その笑顔から感じたものは[悪]
それしかわからなかった。あいつが突然口を開いた。
「僕は宣言する。僕はこの次元を滅ぼして、新次元を作る」
その言葉の意味は誰にもわからなかった。
気がついたら、平和の鐘は盗まれていた。
2011年1月1日
「きゃぁあああ!!!」
「うわぁ!!助けてくれ!!!」
日本中、悲鳴以外なにも聞こえない。
その理由は………殺戮兵器が到着した事だった。
そして何万人も死んだ。
「もうやけだ!!てめぇも一緒に死ねぇ!!」
「私だけは絶対助かるのよ!」
そして、人々まで荒れ狂った。人をためらいもなく殺せるまでに———
この時代を人々はこう呼んだ。
殺戮時代と——————————