続き。ガラスの様に透き通った青い瞳。白い、白い顔。空色のドレス。少女はその人形に『フローラ』と、名付けた。遊ぶときはもちろん、どこへ行くのも、何をするにもいつもフローラと一緒だった。「あのさ、もしフローラが私と同じ様に動けたりしたらどうする? 私は・・・ 沢山、遊んで、喋ってみたい!」少女はフローラに一生懸命に話しかける。本当の人間が居るかのように。>>7に続く