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「これでどうだ！炎斬・紅！！！！！」

「これが最後じゃね？」

バベルがそう言う。————————ここは殺戮時代。

この時代には人間は日本人口の十分の八が死んでいる。

殺戮兵器の手によって。それを破壊するためのチームがチームαである。

「もうそろそろ帰らなきゃ遠いし間に合わないわよ」

「まぁ、帰るとするか」

そして、だいたい神奈川ぐらいから東京のαタワーまで歩いて帰る事になった。

いざとなれば走っても間に合うから大丈夫らしい。

そして、無駄話でもしているうちに、

あの青い空はドス暗い雲に覆われていた。

「…………。あのさ、これやばいよね？」

「早く帰ろう！！！！！」

三人は大急ぎでαタワーへ向かった。

しかし、走っても走ってもタワーは見えない。



—————————俺達はどこまで行く。ここはどこなんだろう。

そして、空は晴天となった。しかし、そこは俺達が知らぬ場所だった。

今、世界と世界は混じれた———————————。