ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: ツギハギセカイ〜合作小説〜      ( No.16 )
日時: 2010/09/25 16:55
名前: さわ (ID: vysrM5Zy)

「んもう、意味分かんない!」

ピンクの瞳に赤の髪、ピンクのワンピースを来た少女が、大声をあげた。

____ここは、魔女、魔法使い逹の住む世界、ディアネス。
この世界では、魔術を使い、生活をしている。…………そしてここは、その世界の中の街、リアリージュ。世界の中で都会と言ってもいいが、まだ田舎も残る、平和な街だ。_______そんなリアリージュの街の、
ある学校に通っている少女、
それが、先ほど大声を出していた少女…
リューリアだ。

リューリアはぞくにいう、落ちこぼれで、
魔法など、全く出来なかった。

「ここに来ると、落ち着くのよね。」

リューリアは、つぶやくと、そこに座り込んだ。

ここは、学校の裏にある野原…
皆には、アレグロの野原と言われている。
この、アレグロの野原は、リューリアにとって、いこいの場所であった。

「…にしても、やけに静かだなあ。」
リューリアは少し不思議に思った。
いつもなら、鳥のさえずり、風で、木の葉のこすれる音、校庭で遊んでいる、生徒のこえなどが、聞こえてくるハズなのに…と。

そう思って、空を見上げる、リューリア。

空を見上げるなんて行動、しなければ、こんな恐怖におそわれることもなかったのに…と、いまになって後悔しているが。

「……!?ななな、何あれ!?」
声をあげるのも無理はなかった。

_____空にヒビが入っているのだ。

「なんでこんな…………………痛い!!」
リューリアは何のせいで、こうなったのか
考えている途中、激しい頭痛におそわれた

「な…にこれ、あ…たまが…割れ…そう」
リューリアは途切れ途切れに物を言う。

その瞬間、リューリアの目の前が真っ白になった______

「ここ、何?真っ白……。」
リューリアはつぶやいた。
でも、その世界は、少しずつ、少しずつ、
色づいていく。


_______今、景色が見えてきた。