ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: ツギハギセカイ〜合作小説〜 ( No.19 )
- 日時: 2011/02/10 18:01
- 名前: 青銅 (ID: s7P63baJ)
突如発生した霧に、レオン達は必死に逸れないように手を繋いでいた。
そしてどのくらい経ったのだろうか・・・何時間か経った後、やっと晴れた。
レオン「・・・ここは・・・何処だ?」
レオン達が見た光景はさっきの荒野とは正反対に人が賑わっている村だ。
ジーデス「何だ?オレ達さっきまで全く違うところに居たはずだが・・・。」
トウマ「一体全体どうなってるんだ!?」
アミバ「フム・・・あの霧が関係しているのかもしれぬな・・・。」
セシル「・・・今の所はそう考えておくのがいいだろう・・・。」
今の状況の理解に苦しむレオン達。その時だった。
?「おや?君たちも此処に居たのかい?」
?②「み、皆さん、お久しぶりで・・・。」
?③「これも何かの縁かな・・・。」
レオン「だ、誰だ!?」
そこに居たのは、馬に乗り、レオンより薄めの赤髪をした美青年と三つ編みと眼鏡をした少女。そして如何にも高貴な格好をしている男だった。
タカ「あ、ルイスさんにナタリーさん。そしてザンさんも。」
セシル「ルイス・・・だと・・・!?」
セシルは腰に下げた剣を抜いた。
セシル「ここで会ったが100年目だ・・・今すぐにオレが・・・!」
そのままセシルは剣を振るおうとした。
しかし、レオンがそれを止める。
レオン「オイオイオイ、ちょっと待てよ!こんな人前で物騒な事したら白目で見られるだろうが!」
ルイス「まぁ、ボクも今は戦うつもりは無いしね・・・。」
レオン「全くだぜ。」
セシル「・・・チッ・・・。」
レオン「とりあえずオマエらもか?」
ルイス「あぁ。急に霧が出てきたと思ったら此処に・・・。」
ナタリー「私も同じです。」
アミバ「フム・・・。」
ジーデス「しっかし、別の場所にも出てるんならもう一人くらいは・・・。」
?③「もう一人くらいは?」
ジーデス「お〜、噂をすればもう一・・・人・・・・。」
ジーデスが見たものは、明らかに100人は超える大軍だった。
しかし、彼には見覚えがあった。何故なら嘗て一緒に戦った仲だからだ。
?③「久しぶりよのぅ、オマエ達。」
?(大軍)「久しぶりだぜ!兄貴達〜!」
アミバ「これはこれは牙大王にその息子達。」
タカ「もしかして、大王様も?」
牙大王「もちろんじゃ。急に霧が出てきて晴れたときには此処じゃった。」
アミバ「整理すると全員謎の霧で此処まで来たわけだな。」
ルイス「・・・皆、同じ理由で来たんだね・・・。」
ナタリー「とりあえず探索してみては如何でしょう?何かわかるかもしれません。」
ザン「確かにな。如何する?」
レオン「やったほうが良いだろうな。丁度オレ達の愛車(バイク)も残ってるし、いろんな所周って見るのがいいかもな。」
トウマ「よし!行くぜ!」
そしてレオン達は探索を始めた。
この謎を解決するために、バイクを走らせた・・・。