ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: ツギハギセカイ〜合作小説〜      ( No.44 )
日時: 2010/11/20 20:59
名前: さわ ◆Szx9FxEnrU (ID: oU3Iblta)
参照: 今回もリューリラ目線です。

向こうに見える青白い光。
あれは何なの??

走り出した私は、青白い光に向かう。

数分後………
その青白い光のそばについた。
近く感じたのだけれど、とても遠く、何分もかかってしまった。

青白い光は球体で小さく、柔らかな光を放っている。
「キレイ………」

重力に逆らって背伸びをしてみる。

私の頭の上くらいにあった光に顔が近づく。

少し手を伸ばして……触れてみる。

「熱ッッ!!!何コレ!!」

光に触れた瞬間、指に激痛がはしった。
その直後、ジンジンしてきて熱いというのがわかる。

と…その時だった。

「へ………!?何これ………」

私の手が、光になって消えていく。
手は小さな光の粒になり、洞窟の上へ上へと集まっていた。

左手が消え、右手が消える。

ガシャーーーンッッ!!!

持っていたランタンが落ちて、ガラスの破片が飛び散り、炎が消えた。

真っ暗になった洞窟に、光の粒だけが光を放っている。






数分後、私はもう、消えていた。