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Re: 小説[最強の男たち]最新第七話完成! ( No.11 )
日時: 2010/09/27 23:39
名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)

第八話[泰三の死]

橋本「泰三さんとはどういう関係なんですか?」
銀行に振り込みながら言う。
山口「同級生さ」
橋本「そうなんですか」
山口「ああ。さてそろそろ戻るか」
橋本「そうですね」
山口「やつらにやられたトラックの運転手が来る」
橋本「はい。やりたい放題やってくれてますね」
山口「うむ・・・」

菊池「デブにサングラス・・・」
菊池はコーヒーを啜りながら言う。
菊池「まあ尋問でも行ってみるか」
菊池はコートを取り、警察署を後にした。

コツコツコツ・・・・
山口「・・・・」
ガチャ・・・・尋問部屋を空ける。そこには大西がいた。
大西「いつまでこうしてるつもりだ・・・・」
山口「きかなくちゃならないことが山ほどある」
ガチャ・・・・
橋本「二人を連れてきました」
高橋「弁償してもらいますからね!」
?「ふざけんなよこのやろう!」
橋本「落ち着いてください田辺さん」
?(田辺)「くそ・・・・」
田辺は右足を骨折したのだ。和泉、近藤の策略でトラックを電柱に突撃させたからだった。
つまり田辺がトラックの運転手なのだ。
田辺「おまえの仲間のせいで・・・・」
大西「仲間・・・?」
ガチャ・・・・
菊池「お・・・・みなさんおそろいで」
山口「菊池さん!」
橋本「どうして・・・」
菊池「いや、なんとなくな」
菊池は近くのイスに腰を下ろす。
6人が集結したこの部屋はそれだけでギュウギュウになった。
みんなが丸イスに腰を下ろし、唯一大西だけが手錠もかけていた。
橋本「まずやつらのことだが・・・」
大西「やつらってだれだ・・・・」
橋本「とぼけるなよ!」
大西「あのときのやつらなら知らないぞ!」
橋本「嘘をつけ!グルだったと正直に言え!」
大西「だから違うから!」
橋本「お前が事実を言うまで終わらないからな!」

バァーン!銃声が響く。
?「ありがとよ。へっ」
?は不吉な笑みを浮かべる。
泰三「そん・・・・な・・・・」
泰三は死んだ。殺された。路地裏で。
?「バカだよなあ!一億もらえるなんてのを信じるなんてなぁ!写真ごときで一億?笑わせるぜ!」
泰三から渡された写真をポケットに入れる。
?「さて。あのダンサーも終わりだ・・・・」
?は電話をかける。
?「はい、はい、泰三は殺しました。あとはダンサーをしとめるだけです。はい、はい、5人近くいれば大丈夫です。はい。」

翌日、山口に電話が入った。
山口「えっ!?泰三が・・・はい、はい・・・・」
橋本「どうかしたんですか!?」
山口「泰三が銃で撃たれ・・・殺されたらしい・・・」
橋本「え・・・・」
山口「御遺族の方からの電話だ。とにかく今から葬式に行く。」
橋本「は・・・はい」
山口はタクシーを拾い、向かった。
橋本「何があった・・・まさかまたあいつらか・・・」

——————泰三が殺された!?謎の刺客・・・?

続く