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Re: 小説[最強の男たち]最新第十話完成! ( No.17 )
日時: 2010/09/30 22:14
名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)

第十一話[拘束]

大西「くそ・・・いつまでこんなところに入ってんだ・・・」
大西は牢屋の鉄棒を握り言った。
?「仕方ねえな」
大西「?」
?「俺は亜門龍司。五年前からここに入ってる。してもいない殺人の容疑をかけられてな。豚箱に入ってる」
大西「それは悲惨だな」
大西は顔も知らない隣の牢屋の者と喋っていた。
亜門「おまえは?」
大西「俺は・・・まあ罪がある」
亜門「・・・・そうか」
橋本「大西!来い」
橋本は大西の牢屋の鍵をあけ手錠をかける。
亜門「頑張れよ」
大西「ああ」

近藤「外、大丈夫なのか?」
田中「大丈夫。おまえこそ大丈夫なのか?同類なのに」
近藤「俺は大丈夫だ」
二人は近所を歩いてた。
警官A「あいつ・・・近藤直樹とダンサーじゃねえか!?」
警官B「マジか!?とにかく連絡してみるか。>菊池『菊池さん!近藤直樹とダンサー、田中雄三らしき人物を見つけました。』
菊池『どこだ?』
警官B『〜〜〜です!』
菊池『分かった!尾行してくれ!今から向かわせる!』

山口、伊藤真澄、高橋、田辺を全員呼んだ。
橋本「まずは、弁償についてだ。車の弁償代、300万」
大西「・・・・」
高橋「とにかく払ってもらいます!」
田辺「・・・・・」
橋本「それと、あいつらとはグルなのか?」
大西「それは違う!」
橋本「・・・・」

菊池「何故ダンサーと近藤がつるんでる・・・まさかグルなのか?すると、近藤、和泉、田中、そしてもしかすると大西もグル・・・組織的なものか・・・それとも・・・」

警官A,Bの近くにパトカーが止まり、A,Bを乗せた。
サイレンは鳴っていない。
警官C「発砲許可はでている。殺さない程度に撃てと」
警官D「ああ」
警官A「分かった」
警官Aは拳銃を近藤の右太腿を狙う。
バーン!
田中は即座に反応し、近藤を押した。
近藤「!?」
田中「狙われてる!」
近藤「え!?」
バーン!
近藤「うぐぁ!」
右太腿に命中した。
近藤「警官だ!田中・・逃げろ!」
田中「でも・・・」
近藤「いいから!」
田中「分かった!絶対助けに行くからな!」
警官A「あ!逃げるぞあいつ!」
警官AとBは車から下り、近藤を拘束した。
車は田中を追いかけた。
田中はなんとか逃げ切り、家へと帰宅した。

近藤は傷の手当をされ、豚箱にぶち込まれた。
菊池「君は大西とはグルかね?」
近藤「違う!断じて違う!」
菊池「ならば田中や和泉とはグルかね?」
近藤「グルって・・・いや!違う!いや・・そうかも!いや違う!」
菊池「w・・・・・まあいい」
菊池は去っていった。
近藤「くそっ!」

ガチャン!
警官A「近藤が拘束されました!」
橋本「なに!?」
山口「!?」
山口「近藤を連れてくる!」
橋本「宜しくお願いします!」
大西「近藤・・・?誰だ!」
橋本「おまえには関係ない!」

田中「近藤が拘束された!」
オヤジ「何!?」
和泉「なんだと!?」
川田「!?」
田中「すまない・・俺の不注意で・・・・」
和泉「とにかく刑務所を襲撃だ!」
川田「おっけー!」
田中「よし!」
オヤジ「待て!」
一同「!?」
オヤジ「まずは作戦を練るんだ」
一同「そんな時間ねえよ!」
オヤジ「落ち着け。殺されるわけじゃない」
一同「・・・・」
———————拘束された近藤・・・さらに混乱する男たち・・・戦いの末に何が待ってるのか・・・!?

続く