ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 小説[Potential]小説名が変わりました! ( No.20 )
- 日時: 2010/10/07 20:01
- 名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)
第十四話[証拠隠滅計り逃げ出す一行]
警官から逃げる。
オヤジ「どうする・・・・」
和泉「どうします!?」
オヤジ「爆発だ」
一同「ええ!?」
亜門「爆発・・・?」
オヤジ「バカ!そのためにダイナマイトを設置したんだろ!」
オヤジの魂胆は爆風に紛れ逃げるというものだった。
近藤「仕方ないか・・・・」
ぱすうう!
後車輪の右がパンクした。アクリルが割れる音がした。
和泉「そろそろまずい・・・・」
狭い路地裏に入り、動かしながら和泉は仲間を降ろす。
和泉も降りる。
警察「止まれ!」
和泉「包囲されるぞ!」
オヤジは爆破させる。ドゴォォォォォォーン!
民家をも巻き込み、大火事が起こる。
警官の車も爆発する。即座にスーツをアタッシュケースに入れ、普段着へと身を隠す。
亜門「これ・・・着るのか」
和泉は大西に渡す予定だった服を渡す。当然念のため特殊スーツは着ている。
一行は何もなかったかのように歩き続ける。
武器ケースを各自が持ち、次の戦いに備える。
オヤジの家へと足を踏み入れる。
オヤジ「来るなぁ!」
警官A「そこか!」
近藤「くそぉ!」
ドドン!
警察を皆殺しにする。
オヤジ「ここはバレた・・・・」
和泉「場所を変えましょう」
オヤジ「移動手段が・・・」
和泉「公共機関は使えませんね。指名手配されてるでしょうし」
オヤジ「じゃあこれで・・・」
ガララララララ
シャッターを開ける。それは大型の車だった。爆破した車と同じくらい。
オヤジ「これも作ってたんだよな」
和泉「・・・早くしないといけませんよ!」
オヤジ「ああ。・・・直樹。よく戻ってきた!」
近藤「へっ・・・・」
一行は大型の車に乗り込む。
交差点を抜けたところでオヤジがひとつのボタンを押す。
ボガァァァァン!
大きな音がする。オヤジの工場だった。ガスなどもあったため、更に大きな爆発だった。
オヤジ「話は聞いているよ。亜門龍司。よろしく」
亜門「あ・・・はい」
一同は亜門に事情を話す。
もう夕方だった。
菊池「くそっ!」
菊池は病院にいた。二週間の入院ということになった。
医師「凶悪な犯罪者ですよね」
菊池「まったくだ!」
医師「復帰して捕まえてくださいね」
菊池「当たり前だ!」
車は走り続ける。ガソリンは積んであり、すぐに困ることはなかった。
オヤジを含む逃走劇。どうなるのか。
続く