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Re: 小説[Potential]小説名が変わりました! ( No.21 )
日時: 2010/10/08 22:44
名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)

第十五話[様々な動き]

翌日 朝9時
警官「失礼します」
菊池「おお。酒井。例のものもってきたか?」
酒井「はい。今回の事件のリストです」
菊池「おお。ありがとう」
酒井「お怪我のほうは大丈夫ですか?」
菊池「大丈夫だ気にするな」
酒井「では俺はこれで・・・・」
菊池「ありがとう」
酒井はそういって病室を出る。
菊池「山口雅夫、橋本和義殺害の罪、そして他の警官たちを殺した・・・・」
菊池「まてよ・・・近藤って・・・」
焦ったようにして近藤のページを見直す。
菊池「近藤直樹・・・父・・・近藤哲雄・・母はすでに他界。それも殺害・・・」
菊池は思い出す。あのときのことを・・・・
何度も何度もあの頃の記憶が連続して写る。
菊池「そうだった・・・近藤詩織を殺したのは・・・」

公園の隣に停め、眠る。朝は公園の水道で顔を洗い歯を磨く。
亜門「なんか凄いことに巻き込まれちゃったな」
近藤「はは。まあ出てこられてよかったろ」
亜門「まあな。感謝してるよ」
オヤジ「朝飯だー」
一同「ああー」
朝飯はオヤジの愛の手料理ry・・・ではなくカロリーメイトと天然水。
こんなもので満腹になるはずもなかったが仕方がなかった。
気の利くオヤジが買い溜めしていたのだった。

足立組某所にて
?「伊藤がぶち込まれた刑務所で事件があったらしく伊藤が殺されたそうです」
?2「ほう。坂上に続き不幸なことよのう」
?「はい。足立の兄貴、行動、起こすんですか?」
?2(足立)「うむ。もう少し様子をみようではないか。そいつらに手を貸すのかはたまた・・・・」
?「そうですね」
足立「まあ。高木、お前もひとつの組織の組長になったんだ。胸を張れ」
?(高木)「はい。まだ成り立てなので」
足立「なにかあれば手を貸すだろう。だがケジメはきちんとつけねばな」
高木は少し震える。
高木「はい・・・・」
足立「なに。びびるんじゃない。今はまだだ」
高木「はい・・・・」

警察署にて
酒井「伊藤が売買していた銃がどういったものか分かりました。中国のマフィアから送られていたもので、デザートイーグルです」
小西「ほう。それは会議のときに発表しよう。どこのマフィアか確定出来たのか」
酒井「はい。確定はしていませんが三龍会かと思われます」
小西「ほう。それは厄介な・・・・」

オヤジ「さて、行くか」
一同「ああ!」

事実が明らかになると共に膨らむナゾ・・・

続く