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- Re: 小説[Potential]小説名が変わりました! ( No.24 )
- 日時: 2010/10/09 18:21
- 名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)
第十八話[掘り返される事実]
二人はガレージで煙草を吸っている。
亜門「近藤さん。貴方に謝らなければいけないことがある」
オヤジ「?」
亜門「貴方の妻。近藤詩織だ」
オヤジ「・・・・・ああ。分かってたよ。君の名を聞いたときから。大丈夫。君じゃないことは分かってる」
亜門「え・・・どうして分かったんですか」
オヤジ「君を見れば分かるよ。そんなやつじゃないってことぐらい」
亜門「え・・・そうですか」
オヤジ「犯人は誰か。心当たりはあるかい?」
亜門「・・・・・・確かあのとき拳銃を誰かに押し付けられました」
オヤジ「そいつだ・・・・・どんな格好を?」
亜門「すいません。忘れました」
オヤジ「そうか。まあいいさ」
小西「酒井」
酒井「はい」
小西「三龍会についてはどういう対応をするべきだ?」
酒井「下手に手出しは出来ませんね。大きな組織ですし」
小西「そうだな」
酒井「ただ、伊藤が拘束されたことは伝わるでしょうし、銃の流出場所が明らかになり三龍会もただではいれれないでしょうね」
小西「三龍会と足立組の大戦争になるかもってことか」
酒井「最悪の場合・・・そうですね」
小西「・・・・・」
警官A「こりゃあ酷い有様だな」
警官B「ああ。証拠もクソもねえな」
二人はオヤジの工場に来ていた。
警官A「まるで焼野原だ」
警官B「どうする」
警官A「全く何もないぞ。あるのは炭だけだ」
警官B「ああ」
警官A「なんだ?これ」
警官B「ん?」
それを持ち上げる。
ドゴォーン!
爆発する。二人は死亡した。
酒井「本当ですか!?」
小西「なに?」
警官A「二人が近藤哲雄の工場を捜索していたときに地雷らしきもので死亡しました!」
酒井「今から探索班を向かわせてください!」
小西「ああ!」
警官A「地雷探知機を持ち、出動してください!」
警官Aは言う。
酒井「どういうことですかね」
小西「もう何もないはずなのに何故地雷が・・・」
酒井「どこから手に入れたのでしょうか」
小西「さあ・・・どうだろうな・・・・・」
続く