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Re: 小説[最強の男たち] ( No.3 )
日時: 2010/09/24 22:06
名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)

第二話[逃走]

男3「仕方ないな・・・。」
男2「・・・・」
男二人は構えた。
山口「さあて。今此処で降伏しておかないと大変なことになるけどねえ」
男2「だからグルじゃねえっつってんだろ!」
男3「言っても無駄だ・・・」
山口「やつの銃刀法違反の影響でお前たちにも発砲許可は出ている。撃ってもいいんだぞ?」
山口は拳銃を構えた。
男3「仕方ないな!」
男3は山口にタックルした。そして山口と男3は10mほど吹き飛び、車道に出た。
男3「けっ・・・・」
山口「ええい!公務執行妨害だ!」
男2「よし!」
男2はすぐさま落ちた拳銃を拾い、山口の頭部に向けた。
山口「脅迫罪だ!銃刀法違反だ!お前らの罪は重いぞ!」
山口は震えた声で言う。
ウウーン!サイレンの音何度も聞こえ、それが五台近くあることに気付いた。
男3「くそっ」
男2「逃げるか・・・?」
その五台のうちの二台が特殊部隊の車であることに気付き、更に警戒した。
右の歩道には電柱にぶつかった乗用車、そしてペチャンコになったバイクのそばにパトカー。
そしてその付近に橋本、男、乗用車の男がいるのが見えた。
五台の中の一台のパトカーは橋本たちのそばに向かい、パトカーに乗せ警察署のほうへ向かっていった。
もう一台のパトカーは乗用車とバイク、パトカーの点検。
そして特殊部隊の車二台とパトカー一台がこちらにサイレンを鳴らしやってきた。
山口「こ・・・こいつらだ!」
男2「くっそ!とにかく隠れるか!」
男3「そうするか。」
こちらからはパトカーには二人、特殊部隊の車には3人づつ乗っているのが見えた。
パトカー、特殊部隊の車から全員が出てき、みんな銃を構えた。
男が拳銃を持っていた為、警戒しているのだ。警官は拳銃、特殊部隊はマシンガンを構えていた。
男2「やべーよ!」
二人は歩道の横にあったコンビニの影に隠れている。
男3「貸せ!」
男2「撃てるのか・・・?」
男3「ああ・・・。」
男2は男3に拳銃を渡した。
男3「弾は・・・8発か・・」
男3はマガジンを抜き、確認した。
男2「ああそうだ!俺の名前は近藤!近藤直樹だ!」
男3「へえ。」
男2(近藤)「お前の名前は・・・?」
男3「和泉両。」
近藤「へえ和泉って変わった名前だな。」
男3(和泉)「状況を考えろ・・・」
近藤「!・・・そうだな。なにをするのか知らんが頑張って!」
和泉「まあ見てろ。」
そういうや否や、和泉は警官たちのほうへ走り出し、相手の視野に入っている者だけを撃った。
そして特殊部隊の車に飛び乗り、近藤のほうへ向かった。
警官A「うおあ!」
警官Aのみが撃たれた。
警官B「大丈夫か!?」
山口「なに!?」
特殊部隊A,B,C,D,E,F「追いかけるぞ!」
そういい、山口と警官二人はパトカーに乗り、特殊部隊6人は車に乗った。
和泉「乗れ!」
近藤「おう!」
走る車に飛び込んだ。そしてドアを閉めた。
近藤「ふー。危ない・・・」
和泉「今から港に向かう。そこに特殊部隊用の装備があるだろ。それを着てカモフラージュする。」
近藤「あ・・・ああ。」
和泉「それを着たら運転を変われ。次は俺が着る。」

——————必死の逃走劇。どうなるのか!?
続く