ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 小説『Potential』第二章開幕!オリキャラ募集中! ( No.40 )
- 日時: 2010/10/11 22:26
- 名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)
第三話[IQ,,,]
車は広い車道を走る。炎天下の中陽炎が見える。
更に乗用車は殆ど走っていなく、走りやすかった。
だがそれは警察側も同じだ。さっきの男たちが気掛かりでならない。
翼が生えていた。目を疑う。そんな人間____いや人間じゃないのかもしれない。
だが考えてる暇はなかった_______
パトカーや特殊部隊の車が四方八方囲む。
一人の男、近藤が車の天窓を開ける。
身を乗り出し、上へ上がる。
「さァて。どうなるかな?」
近藤は手榴弾のピンを口ではずし、後ろのパトカーに投げる。
ドゴォォォォォォーン!当然パトカーは爆発する。そして周りのパトカーにも日がつく。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ」
警官たちは戸惑いを隠せない。
近藤はM4カービンをパトカーに撃つ。
ドドドドドドドドドン!
カチカチっと弾切れの音がする。早かった。
だが回りに車の陰はない。
「そうか。もう・・・・・やったのか」
悟った。もう殺人を犯すことに_______慣れてしまったのだ。軍人のように。
_______警察署にて
「謎の人物が警察署に来ております!」
警官は脅えながら言う。
「なんだ!?こんなときに!?」
菊池は声を上げる。早歩きで警察署の廊下を歩く。
階段を下りたときその姿を現した。
「何者だ!?」
菊池は声を上げる。
「貴方たち・・・・相当苦戦しているんですね」
男は皮肉に笑う。
「なんのことだ!?」
菊池は分かっていながらも声を上げる。
「あれ?惚けるんですか?刑務所から脱走したでしょうよ♪」
男は笑う。
「私の名は工藤信吾。そこの警官。さっきも名乗ったんだから身元ぐらい割れてるだろ?」
工藤は馬鹿にしたように問う。
「は・・・・はい・・・・IQ・・・・180の天才です・・・」
警官は脅えながら言う。
「な・・・なに!?」
菊池は180という数値にただただ驚く。
「・・・・今回の事件、手を貸してもいいんですよ。ですがもし私の言う通りにしないと。菊池さん、貴方の秘密・・・・いや罪を晒します」
工藤は笑う。
「罪・・・?なんだそれは!」
菊池は検討はついていたが他人が知っているとは夢にも思わなかった。
「はは。今ここで暴露しましょうか?」
「いや・・・とにかく入ってくれ」
「はいはい♪」
工藤を警察署に入れる。
「誰ですか!?」
酒井は驚く。
「いや、警察関係者だ。今回の事件に手を貸してくださる」
菊池は嘘八百のことを言い張る。
「工藤信吾を申します。この菊池よりは偉い地位にはいますので、なにとぞ宜しくお願いします」
工藤もまた嘘をつく。
菊池はいらっとした。
_________謎は深まるばかり。どうしたものか。
続く