ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: Potential 第二章開幕!オリキャラ募集中! ( No.54 )
- 日時: 2010/10/20 18:34
- 名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)
第十話[脱出③〜ポテンシャル3号〜]
今・・・開放すべきか!?
だがやつらが死んだら・・・・。
だが止むを得まい!
「どうにかなれ!」
酒井は壁を戻させるスイッチを押した。
「はあ〜ようやく・・・倒した・・・」
オヤジが呟く。
メカ、人の山。どこもかしこも。
「だが・・・壁が・・・」
和泉が言う。
「おお!?」
一同は驚く。
残ったメンバーは一同と他二人だけ。
なんと壁が上に上がっていった。
「すげえ・・・・メカを倒したからか!?」
亜門が驚く。
「あ!小西!」
オヤジが叫ぶ。
「あああああああああ!」
オヤジは絶叫した。
「誰がやった!?そうか・・・処刑人が・・・・」
「あああああ・・・・あれは!?」
二人のうちの一人が言った。
それは・・・・・菊池のモンスターだった。
「ぐはあ・・・・」
菊池が声を上げる。
「なんだアイツは!」
オヤジがショットガンを撃つ。
ドォーン!
菊池は勢いよく、エレベーターにぶつかる。
血はべっちゃりとついた。
「なんだ・・・あいつは?」
川田が聞く。
「さあ・・・・分からない・・・・」
オヤジが言う。
「大丈夫か!」
酒井が右の廊下から走ってくる。
「お前は!」
田中が指を刺し、言う。
「ああ。あのときの警官だ。酒井正樹という。近藤さん。小西と手を組んでたんですね」
「ああ。お前が小西亮介の言っていた酒井か。よろしく」
オヤジが言う。
「ああ。だがコイツは・・・・」
「プギャアアア!」
菊池が声を上げる。
「こいつは菊池だ!何故か左の実験室で改造・・されてやがる!」
「プギャハハハハハ!菊池?そんな名前は捨てた!俺の名はポテンシャル3号だ!ギャハハハ!」
「こいつ・・・イカれてるけん・・・・」
隼が呟くと同時に他の二人の顔面を左腕の触手のようなもので貫いた。
「やるぞ!」
隼が菊池に走りかかる。
「プギャハハハ!命知らずめ!」
「うごっ!?」
隼は菊池の筋肉ムキムキの右腕に吹き飛ばされた。
「無理だっつのー」
菊池が笑う。
「おのれ!」
オヤジがショットガンを連射する。
バァーン!バァーン!カチカチ・・・
「くそっ!弾切れか!」
オヤジはショットガンを捨て、マシンガンを連射する。
ドドドドドドドドドドドドン!
ブチャブチャ・・・菊池に当たる。
だがすぐにその傷は再生する。
「だ・・・か・・ら・・・・無理!」
またオヤジも右腕に吹き飛ばされた。
「ごはっ・・・・一つ聞きたいことがある・・・」
オヤジが言う。
「な・・・んだ?」
菊池が言う。
「俺の・・息子、近藤直樹はどこだ!?」
「そうだ!」
隼以外の者が言う。
「近藤・・・そうか・・・あの・・・」
酒井が呟く。
「ははは・・・・むこうだ・・・」
菊池は左を指差した。
「行くぞ!」
オヤジは一同を連れて行く。
「おっと・・・いかせねえぜ・・・?」
菊池が長い触手を伸ばし、壁に手を当てる。
「おっと・・・・その相手は俺がする」
酒井が言い、マシンガンとショットガンを向ける。
「ホオ・・・・やるのか・・・まあいい」
菊池が頷く。
「よし!」
オヤジが言い、一同を研究所へ連れてゆく。
パリーン!ガラスの割れる音がし、その方向を見た。
__________絶叫した。
続く。