ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 小説[最強の男たち] ( No.6 )
- 日時: 2010/09/26 18:33
- 名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)
第四話[隠れ家]
山口「お前らなんざ殺してやりたいところだが、尋問もあるんでな。」
山口が手を挙げる。すると特殊部隊二人が近藤、和泉のほうへ走り出した。
特殊部隊Eが近藤を殴る。
近藤「くっ!」
和泉「殺すぞ!」
ドカァ!和泉が特殊部隊Eを蹴り飛ばす。
特殊部隊E「うぐっ!」
すると特殊部隊Fが和泉を羽交い締めにする。
和泉は特殊部隊Fに肘うちをする。
特殊部隊F「ごっ!」
近藤「ふざけんなよ!」
ドドドドドドドン!
マシンガンを特殊部隊二人に撃つ。
特殊部隊E,F「うあああああ!」
二人は死亡した。
山口「・・・・ちっ!」
バーン!山口の弾丸がマシンガンを貫く。
近藤「うお!?」
マシンガンは吹っ飛び、近藤の右腕は後ろに回転した。
山口「傷つけるなといわれてるんでな・・・・」
和泉「しるかよ。銃を下に置け。」
そういうなり、男の持っていた拳銃を山口に向ける。
近藤「ああ・・・」
そういい、車からもう一丁のマシンガンを取り、山口に向ける。
ウーンウーン!サイレンが鳴る。複数だ。数が多い。
和泉「退くぞ!警察だ!」
近藤「ああ!」
そういい、二人は車に乗り港を後にした。
山口「はあ・・・・くそ・・・」
和泉「どこか逃げ場所あるか?」
近藤「そうだなー。・・・・・ない」
和泉「くそ・・どうすんだ」
近藤「そうだ!ここから先にいけば、俺のオヤジの工場がある。
そこなら隠れることができるかもしれない!」
和泉「よし!行こう!」
近藤「GPSついてるぞ」
和泉「いいんだ。ある場所で切る」
近藤「へえ」
和泉「よし。これでいい」
交差点のど真ん中に止まり、トラックが来るのを待った。
そしてトラックと衝突する寸前で回避した。するとトラックは電柱にぶつかった。
周囲にはものすごい音がした。そしてGPSを切った。
近藤「・・・・・・」
和泉「これで足止めできるだろ」
そして、工場についた。近藤が車から降りる。
近藤「オヤジ〜!」
しばらく沈黙が続き、声がした。
オヤジ「なんだー?」
そして大きなシャッターの隣の扉から出てき、近藤が今までの経緯を説明した。
オヤジ「よし分かった。ちょっと待ってろ。」
するとシャッターが開き、中には大きな車を止めるスペースがあり、その周囲には
機械が散乱していた。そしてまたその周りにはバイクや車がぎっしりと置いてあり、
オイルの臭いがした。
オヤジ「よし!車入れろー」
和泉「・・・・・」
和泉は車をバックさせる。そして車を入れた。
そしてシャッターを閉めた。
オヤジ「和泉くん」
和泉「あ・・・はい」
近藤はニヤニヤとしている。
オヤジ「よろしく」
和泉「は・・・はあ・・・」
あきれたように返事する。
オヤジ「この車は俺がなんとかして強化する。」
近藤,和泉「???」
オヤジ「いざとなったとき戦えるようにな。」
近藤「ああ。よろしく!」
和泉は近藤に案内され、車で詰まった空間を通り抜け、その隙間にあった、
扉を開け入る。
そこは畳がひいてあり、10m四方といったところか。
ブラウン管のテレビがあり、冷蔵庫などのものもあり、生活するには申し分なかった。
もちろん風呂やトイレも一応あった。
オヤジが入ってきた。
オヤジ「疲れただろう。風呂に入って布団ひいてねときな」
そういうなり、すぐに工場へ戻っていった。
和泉「じゃあそうさせてもらうか。」
近藤「そうだな」
二人は特殊部隊に服を脱ぎ、風呂へ入った。
続く