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Re: Potential 第三章開幕!オリキャラ募集中です! ( No.77 )
日時: 2010/11/13 15:24
名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)
参照: http://www.newgrounds.com/portal/view/548926

・・・・・・沈黙。
静まり返る。「なあ・・・トイレ行こうぜ!連れションだ!あはは・・・・」
桑原が隼を連れ、病室を出る。
「・・・はあ・・」
近藤は誰もいなくなった病室で溜息をつく。

第七話[NASU]

「なんだ?」
隼は真剣な表情で訊く。
「神の子って・・・のはな・・・」
「ああ」
「神が生んだ子だ」
桑原が言う。
「・・・は?」
隼は耳を疑う。
「だから神が生んだ子だ」
桑原も言う。
「いやいや・・・神なんて・・・」
隼が言いかけた。
「いるんだよなぁ・・それが。まあ人工知能ってやつだが」
「人口知能?」
「ああ。アメリカ政府が作った物騒なもんでな。他の胎児よりも身体能力が高いと判断したら不思議な電波を送るんだ」
「どんな?」
「その電波を送るとそれ以上に身体能力が向上して更に脳の中にicチップみたいなものが形成されていく。それで近藤を操作することが出来る」
「じゃあ・・・・やばいけん!自殺させるとか・・・できるけん!」
隼が焦った表情で言う。
「いや・・・それはないな。この目的は地球を守るためだ」
「守る!?」
「ああ。実はアメリカ政府が地球に迫る危機を観測しててな。詳しくは知らないが。実は俺と氷川も神の子だ」
「えええ!」
隼は話についていけず、とりあえず驚いていた。
「だが操られることはない。精神レベルが俺らのほうが上だからな」
「へえ・・・」
「ちなみにその組織ってのが・・・『NASU』だ」
「ナス!?あの宇宙とか行ってる?」
「ああ。そうだ。だが俺が知ってるのはここまでだ」
「なぜそんなことをしってる?」
「操られそうになったとき逆探知してな。情報を手に入れた」
「へえ。この話、みんなにしてもいいか?」
「いや、俺が明日の会議のときに話そう」

そうして翌日になった。

続く