ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 小説[最強の男たち] ( No.9 )
- 日時: 2010/09/27 18:17
- 名前: ほすとさむらい ◆hLYmfkI/ok (ID: DxRBq1FF)
第六話[完成]
オヤジ「よし!車の補強は完了したか!」
弾丸を受け割れたガラス、へこんだ車体。全てを修理した後、
ガラスや車体を強化し、さまざまな機械なども搭載させていた。
オヤジ「おーい!おまえらー!」
此処に来てからもう一週間がたつ。それなのに意外と俺たちの噂は立たない。
警察も来ない。トラックを衝突させたからか?それとも男の調査で忙しいのか?
いずれにせよ俺たちを放っておくのはいけないはずだ。
和泉「いいですねー!」
近藤「うんうん」
オヤジ「アクリル板の上に強化した防弾ガラスを乗せ、更に金網を張った。それに、車体はよりいっそう硬くし、
タイヤも少しのことではパンクしないものにした。
弾丸も少しくらうだけではパンクしない。
更に、おまえらの特殊部隊スーツも強化してみた」
長々とした説明の後、スーツを見せた。
和泉「すごいですねー」
近藤「かっけー!」
それは以前とは変わりものにならないほどすごいものになっていた。
オヤジ「このスーツはな、衝撃を吸収するんだ。片栗粉と同じ原理でな。」
和泉「つまり強い衝撃ほど吸収するということですね。」
オヤジ「そういうことだ。弾丸もスーツの前では無意味。その衝撃さえも吸収し、痛みも感じない」
近藤「つまりすげーんだな!」
和泉「・・・・・」
オヤジ「・・・・・まあそういうわけだが、ひとつ問題がある。普通に触ってもそれなりの強度はあるんだが、
ナイフや鋭利なもので刺されるとヤバい」
和泉「ゆっくり刺されるとヤバいんですね」
オヤジ「ああ。衝撃が少ないのでな。まあおまえらならそんなヘマはしないだろ」
近藤「ああ!しないぜ!」
オヤジ「・・・・・んなわけで頑張れよ!とはいえおまえらだけでは無理だろう。一人助っ人を呼んだ。」
?「よろしくー」
その男は車に寄りかかり、リボルバーをクルクルと回していた。
とても日本人とは思えぬ顔つきで、金髪で、鼻が高かった。
和泉「よろし・・・・ごはっ!」
その男はいきなり和泉に膝蹴りをした。
和泉「んやろ!」
和泉は爪先で回転を利かせ、相手の顔面に回し蹴りをくらわせた。
?「ほう。やるな。俺の名は、川田ジョニーだ」
近藤「プッ・・・・・w外人っぽい顔つきだとは思っていたが・・・ハーフだとはな・・・w」
川田「冗談だw川田浩輔だw」
和泉「まあいい」
オヤジ「一応、8着つくってある。そう簡単に潰れないだろうから安心しろ」
和泉「一旦着てみるか」
近藤,川田「そうだな」
オヤジ「いいじゃないか!似合うぞ!」
三人は漆黒のスーツを着た。それはピチピチで、かといい、色々なものがついていた。左胸にはサバイバルナイフ。
腰には、色々なとこで役立つ小道具がぎっしり。邪魔になるほどではなく、丁度良かった。
首元まであり、頭を撃たれればおしまいだ。
川田「きっつー」
近藤「ピチピチじゃん!」
和泉「仕方ないだろ」
オヤジ「よし!武器はしっかりそろえておいた!今からでも用意しとけよ!」
車の中には武器を収納できる場所があり、そこにはM4カービンが15丁あり、ケースにグレネードが10個あった。
その隣にはマガジンが何個もあり、拳銃がいくつかあった。
M4カービンはグレネードランチャーや色々なアクセサリーが装着されていた。
ライトやサイレンサー、全てが装着されているように見られた。
和泉「これなら戦えるな!」
川田「さっそく用意するか!」
近藤「俺はもっと強いやつを集めてみる!」
オヤジ「いいぞ!」
————————とうとう揃ったメンバー、装備!どうなる!?
続く