ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 世界をボードに魔術【ゲーム】のバトル    オリキャラ募集中 ( No.28 )
日時: 2010/10/10 14:59
名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: NN.yKTYg)

戦闘を行っていれば自然と強い奴は集まる、それで仲間を募れば良い。
それなりの実力者の仲間を募り、ゲームを潰す。
チェス、トランプは消えても世界にはなんら影響を及ぼさない。
影響があったとしても世界恐慌程度のものだろう。
そんな考えでバイクを走らせ、リアの言っていた小屋へと到着した。
そおは、それなりに大きな村。
一見ただの民家にしか見えないが、中に入って驚いた。
中心に魔方陣が書かれている。
その魔方陣が問題なのだ。

「アルヴァーナの特定人員瞬間移動型魔方陣じゃねえか、何処でこんな物の作り方を……」

「魔界王様からちょっとね。サタンとかルシファーとか言う人よ。ほら、陣に乗って」

リアに無理やり陣の中へと投げ込まれ、リアが陣へ入った直後に微弱な光が周囲を包む!
アルヴァーナの魔方陣の特徴は、使用しているかしていないかが遠目には分からないことだ。
発動時にジャックを異様な圧迫感が襲ったが、それが一瞬にして引くと周りがハッキリと見えてきた。
次第にしかいは色づいていく。
大きな歓声が聞こえる。

「ようこそ、戦いの世界へ」

リアの言葉など目もくれず、ジャックは飛び起きた。
目の前には金網のリングが6つ、全てに魔方陣が刻まれている。
恐らく、負けた奴は死ぬのを見越して生命以外の物体をダストシュートにでもワープさせているのだろう。

「ジャックは、……えと、5番の上級魔族クラスのリングね。6番リングは入らないように、6番は魔王クラスの猛者しか居ない」

その言葉の直後、放送が掛かった。

『本日のメインイベント! 最強の剣士と謳われたあいつが今宵このリングで大暴れだ! 掛け金は20億まで受け付ける!』

どうやら、戦闘時の金は挑戦者と観客の掛け金からとっていくシステムらしい。

「やっべ、うずうずしてきた。トランプの余計な本能は抑えられねえな」