ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 死滅=再生 ( No.5 )
日時: 2010/10/17 18:28
名前: ★ユマ★    ◆FfKRCvpEe. (ID: 6w.ezElv)

 第②話#闇そして選んだ道は?#

 俺はいつもどうり、学校で楽しんでいた。

 ダチと遊んだり、
 喋ったり、
 騒いだり、
 ケンカしたり、

 この毎日が、崩される時が来た。

 〜帰り〜
 俺はまた、”いつも”通る道にいた。
 ここはあの男に会った場所。

 変なこと言われたなぁ———

 なんて、考えていたら


 すッッッッ


 また、会ってしまった。

 すると今日は何も言うことなく、通っただけ_________

 かと思ったら

 「なぁ.....お前は何の、〝闇〟を持ってる?」

 「はぁ!?!?」

 俺はほんとに意味分かんなくなって、
 キレたような、ちょっと擦れた声になって言った。

 でもほんとになんなん??
 俺、こいつになんか悪い事、、したか??
 こんな言われる筋合い、なくね??

 「お前の〝闇〟はなんだと聞いてる」

 外人だ。
 日本語をペラペラ喋ってる。
 なんなんだ・・?

 なんか、、不気味。

 「答えてはくれないか....では質問を変えよう」

 「は・・・???」

 「お前は人一人ひとりに、〝闇〟はあると思うか??
  そして、お前は〝闇〟を通して、”能力”を持ちたいとは思わなかったか??」

 「・・・・・・・・・。」


 人に〝闇〟・・・?
 俺の〝闇〟・・・?
 〝闇〟を通して”能力”を手に入れたい・・・?

 俺はそいつを真っ直ぐ見て、こう言った。

 「俺は、人一人ひとりに〝闇〟はあってもいいと思う。それに、、俺はバカだからよく分かんないケド〝闇〟は人を強くさせるし、弱くもさせる、、〝闇〟は悪くないと思う。
  あと俺、”能力”を手に入れたいなんて・・・思ったことない。
  今までの”毎日”が俺の力になってんから・・。」

 「・・・・・・・・。」

 「そうか。お前は〝闇〟に生を生み出したのだな??」

 「・・・・・お前は”黒翼と白脚”を操る資格のある人間だ。俺と一緒に行かないか・・?」

 「どこに・・?」

 「お前のここにある場所だ。」

 そう言って男は俺の胸を叩いた。

 「”黒翼と白脚”ってなんだ??」

 「”黒翼と白脚”とは、人類が恐れてきた、”死滅と再生”というものを操れる全人類の進化した生物だ。」

 「今、この地球は滅亡に向かっている。それを阻止するために、今、”treet or end ”グループが動き出したのだ。・・・お前も一緒に行くだろ??」

 「・・・っ俺には、大切な友達がいる。家族も・・。それを手放すワケには、、いかない。」

 「今、このチャンスを逃したら、お前の大切な大事な友。お前を育ててくれた家族も、死んでしまうのだぞ??それでもいいのなら、お前はここに残れ。」


 俺は、どちらを選んだと思う??

 大切な大事な友達と、愛する家族と一緒に死ぬのか

 ”能力”を手にし、友達や家族を守るのか


 俺は___________________