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後はこのメインルームを破壊するだけだ

でもこのまま爆弾を投げたら俺も死ぬのでは？
一回大佐に無線で聞いてみよう
大佐に今までのことを手短に話した

すると大佐は『ああ、そうか』
と軽く言った何でそんなに普通でいられるのかわからないけど続けた。

このままでは俺も死ぬのでは？と

すると大佐は
『ああ、死ぬな』
と普通に言った
それが案外ショックだった

『変なことは考えるな。任務を全うしろ　死んだとしてもお前は任務をひとつ成功させた。　それだけで英雄だ。』

そういってすぐに無線は切れた

どうする？
死ぬか？
確かにこの一人の状態で生き延びたとしてもいずれ何もできなくなって死ぬ—

もう頭が混乱してきた大佐にもう一度無線をかけたがシカトされた。
もう死ぬのか？

俺は決めた。
この施設を破壊する。

さっきの彰との戦いで死ななかったこと自体軌跡だ。

あんなことをやってまで生き延びたのは任務を完了するためだろう。

俺は施設破壊用爆弾に渡されたライターで火をつけた。

どんどん紐は小さくなっていく。
コレがん懲りの命の長さだ。

そして紐が尽きる寸前それらしき機会に投げつけた。

こうして任務は終わりを告げ、施設は崩れ始めた






続く